TOTAL INTERIOR
CONDE HOUSE SAPPORO
HOTEL BIACLYN HAKODATE
100年以上前のロシア領事館を改装したスモール・ラグジュアリーホテルの家具をご提案。帝政ロシアの荘厳さを今に伝える「領事館棟」と、新たに増築したスタイリッシュな「ウェルネス棟」、全6室オールスイートの客室が最上級のくつろぎをもたらします。クラシカルとモダンが共存する特別な空間のコンセプトとMolteni&Cの美意識が響き合い、深い共鳴を呼んだことから今回ご依頼をいただきました。
※製品リンクはMolteni&Cのウェブサイトにジャンプします。
■ENTRANCE・LIBRARY
旅の始まりにふさわしい上質感と温かみを感じさせるエントランスには、丸みを帯びたフォルムのCINNAMONチェアをセレクト。包み込まれるような座り心地が、訪れるゲストの疲れと緊張を和らげます。ライブラリースペースでは、どのような大きさの本を手にしても自由な体勢でくつろげるようにというオーナーの配慮から、ジオ・ポンティデザインのアームレスチェアROUND D.154.5 を配しています。
ラウンジチェア CINNAMON / ソファ MARTEEN /サイドテーブル ASTER / パーソナルチェア ROUND D.154.5 / サイドテーブル LOUISA
■領事館棟 SUITE A
旧ロシア領事館の風格を残す建築の雰囲気に寄り添うよう、安定感のあるAUGUSTOソファをメインにセレクト。大理石のダイナミックな石目を活かしたセンターテーブル、ガラス細工や彫金を思わせる繊細な佇まいのサイドテーブルを加え、重厚さと軽やかさのバランスを意識しました。
ソファ AUGUSTO / ラウンジチェア CINNAMON /リビングテーブル REGENT / サイドテーブル ASTER / ラグ HEM
■領事館棟 SUITE B
ゆったりと角度をつけて組んだソファOCTAVEを主役に、オーバル型やラウンド型のテーブルを配置。室内奥にしつらえた茶室とのつながりも考慮しながら、空間の「余白」と「間」を整えたリビングスペースです。和の趣とイタリアモダンの調和、異なるフォルムの組み合わせがゲストの過ごし方に多様性をもたらし、程よい緊張感とくつろぎを生み出しています。
ソファ OCTAVE / リビングテーブル LOUISA / サイドテーブル ALISEE / ラグ VIBRAZIONI / デスクチェア TEA
■ウェルネス棟 SUITE
新築した棟の客室はガラス壁を多用し、室内に設けた光庭から自然光が差し込む開放的な空間構成。ソファにもたれて函館港の絶景を楽しめるよう、背もたれの高さが変えられるTURNERソファを窓面に向けてレイアウトしました。家具やラグなどのマテリアルは部屋ごとに異なるテーマカラーが設定され、何度訪れても新鮮さを感じられるようにとの思いが込められています。
ソファ TURNER / リビングテーブル FONTE / サイドテーブル ASTER / ラグ VIBRAZIONI