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上質を知る大人のための、和モダンリビング

上質を知る大人のための、和モダンリビング

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近年注目を集めているのが、和の落ち着きとモダンデザインの洗練が調和する「和モダンリビング」です。

自然素材の温もりや光の陰影を生かした空間は、日常に静かな安らぎをもたらします。

この記事では、和モダンリビングを美しく整える6つのデザインルールと、空間を引き締めるカンディハウスの「消炭シリーズ」、さらに和の情緒を灯すおすすめの照明3選をご紹介します。

心を整える住まいづくりを目指す方は、素材や色の深み、光の表情から本物の心地よさを見つける参考にしてください。

カンディハウス札幌では、お客様の理想をカタチにするインテリアプランニングサービスもご用意しております。家具やカーテン、照明から壁面タイルや間仕切り変更まで、空間全体をトータルでコーディネート。お客様のライフスタイルに合わせた、特別な空間づくりをお手伝いいたします。

インテリアプランニングについて

6つのデザインルール

和モダンリビングを美しく仕上げるには、感覚だけでなく明確なデザインルールを意識することが大切です。

素材や配色、家具の高さ、照明の使い方などを計算して組み合わせることで、静けさと上質さが調和した空間が生まれます。

ここでは、理想の和モダンリビングをつくるための6つのポイントをご紹介します。

和の要素は2〜3つに絞り、上品な空間をデザインする

和モダンを美しく見せるには、和の要素を詰め込みすぎないことが大切です。

格子や障子、畳など「和」を感じさせる素材や意匠は、2〜3点に絞ることで全体の印象がすっきりとまとまります。

和の要素を多く取り入れると古風になりやすく、現代的な洗練さが損なわれてしまうため注意しましょう。

たとえば、畳や木格子を採用するなら、家具や照明は直線的でシンプルなものを合わせると、和とモダンのバランスが美しく保たれます。

素材の質感で「空気感」をつくる

和モダンリビングの魅力は、空間全体に漂う「静けさ」や「ぬくもり」にあり、その鍵を握るのが素材の質感です。

木、紙、石、布といった自然素材を組み合わせることで、人工的ではない穏やかな空気感が生まれます。

たとえば、無垢材の床や和紙の照明、麻のファブリックなど、手ざわりを感じる素材を選ぶと心が落ち着く空間になります。

質感に深みを持たせることで、住まいに時間の流れが感じられるようになるのです。

黄金比率「70:25:5」で配色をデザイン

色のバランスは、空間の印象を左右する極めて重要な要素です。

特に和モダンな空間では、ベースカラー70%、アソートカラー25%、アクセントカラー5%の「黄金比率」を意識して配色を整えることで、上品で安定感のある仕上がりになります。

各カラーの役割

  • ベースカラー(70%):空間の基盤となる色です。ベージュやグレージュなどの中間色を選ぶと、落ち着いた雰囲気が生まれます。
  • アソートカラー(25%):ベースカラーに次ぐ大きな面積を占める、家具やカーテン、ラグなどの主役となる色です。部屋の印象を大きく左右するため、ベースカラーと同系色か、それに近い色を1〜2色選んで取り入れると調和と統一感が生まれます。
  • アクセントカラー(5%) 空間全体を引き締め、個性や趣を加える色です。黒や深緑、藍などの落ち着いた色を取り入れると、和のテイストを感じさせる上品なアクセントになるでしょう。

照明で「光と影」をデザインする

和モダンリビングを印象的に見せるには、照明の使い方が欠かせません。

明るさで満たすのではなく、あえて陰影を残すことで奥行きと情緒が生まれます。

間接照明やフロアライトを組み合わせ、光が壁や床に柔らかく広がるように配置するのがポイントです。

特に、木や和紙といった素材を透過する光は、温かみを感じさせるうえ、空間に静かな表情を与えてくれます。

昼と夜で変化する光のニュアンスを楽しむことも、和モダンの魅力のひとつといえるでしょう。

小物で「和」を演出する

空間全体を「和」で満たすよりも、小物でさりげなく演出する方が上質に見えます。

花器や陶磁器、和紙のアート、漆塗りのトレイなど、伝統的な素材をアクセントとして取り入れると、空間に深みと温もりが加わります。

また、季節の花や枝ものを生けることで、自然の移ろいも感じられるでしょう。

小物は量よりも質を重視し、色調や質感をそろえることで統一感が生まれます。

控えめながらも心地よい存在感が、和モダンリビングの品格を支えるのです。

背の低い家具と隠す収納でスッキリと見せる

和モダンリビングでは「余白」を意識した設計が重要です。

背の低い家具を中心に配置し、視線が抜ける空間を意識しましょう。

ソファやローテーブル、テレビボードなどの高さを抑えることで、和室に通じる落ち着きが生まれます。

また、生活感のある物は扉付き収納にまとめると、見た目の美しさが保てます。

インテリアの線を整え、余白を大切にすることで、静かで洗練された和モダンリビングが完成するのです。

上質な和モダン空間を演出する、カンディハウス「消炭シリーズ」

和モダンリビングを完成させるうえで欠かせないのが、空間全体の調和を生む家具選びです。

カンディハウスの「消炭(けしずみ)シリーズ」は、木の質感と深みのある色調が特徴で、和の静けさとモダンの洗練を見事に融合しています。

ここでは、リビング空間を引き立てる3つのアイテムを通して、上質な和モダンスタイルをどのように形づくるかをご紹介します。

クォード リビング(15) テーブル 消炭|カンディハウス

クォード リビング(15) テーブル 消炭|カンディハウス

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直線的で無駄のないフォルムが印象的な「クォード リビングテーブル」です。

脚部には、強度と美しさを兼ね備えた伝統技法「三方留め接ぎ」を採用し、繊細な納まりと堅牢さを両立しています。

北海道産ニレ材に施された“消炭”の仕上げは、光の角度によって表情を変え、空間に深い陰影を生み出します。

高さを抑えたデザインがリビングの視線を整え、落ち着いた佇まいを演出。

3サイズ展開で、ソファ前やラウンジスペースなど多様なシーンに対応します。

静けさの中に確かな存在感を放つ一台です。

ATILLA LUX リビング ソファー 消炭|カンディハウス

ATILLA LUX リビング ソファー 消炭|カンディハウス

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直線の美しさと機能性を融合させた「ATILLA LUX」は、トルコ・イスタンブールを拠点に活動するデザイナー、アティラ・クズ氏との協働から生まれたシリーズ。

背の一部を引き出すと肘クッションとして使えるユニークな構造が特徴で、座る姿勢やシーンに合わせて柔軟に形を変えます。

シャープなラインと低めの重心が、空間に安定感と静けさをもたらし、消炭仕上げの木部が全体を引き締めます。

無駄を削ぎ落としたデザインの中に、上質な素材と精巧な技が息づく、現代の和モダンリビングにふさわしい一脚です。

ATILLA LUX リビング サイドテーブル 40×40 消炭

ATILLA LUX リビング サイドテーブル 40×40 消炭

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直線の構成美を極めた「ATILLA LUX」シリーズのサイドテーブルは、必要な要素だけを残した潔いデザインが魅力。

ストレートな脚部が描く凛としたラインと、消炭仕上げの木肌が生み出す陰影が、空間に静かな緊張感をもたらします。

サイズは40×40cmとコンパクトながら、天板と下棚のバランスが絶妙で、花器や照明を置くだけでリビングの表情を引き締めます。

どの角度から見ても端正なフォルムは、和モダン空間に自然と溶け込み、控えめながら確かな存在感を放ちます。

空間に和の温もりを灯す、おすすめの照明3選

和モダンの魅力をさらに引き立てるのが、光と影のコントラストです。

照明は、空間を照らすだけでなく「質感」や「温度」を感じさせる大切な要素であり、柔らかく拡がる灯りや陰影を描く光の重なりが、空間に深みと静けさをもたらします。


ここでは、和の情緒と現代的なデザインを融合させた、上質な3つの照明をご紹介します。

172(デザイン:ポール・クリステンセン)|LE KLINT(レクリント)

172(デザイン:ポール・クリステンセン)|LE KLINT(レクリント)

引用元

1971年に誕生した「サイナスライン」は、数学的なサインカーブをモチーフにした曲線美が特徴の名作照明です。

幾重にも重なる波のようなフォルムが光を柔らかく反射し、空間全体に穏やかな陰影を描き出します。

手折りによる精巧なシェードは、見る角度によって表情が変化し、昼と夜で異なる美しさを楽しめます。

自然を思わせる有機的な形状でありながら、どこか理性的で静謐な印象を持つこの照明は、和モダンリビングにやさしい温もりと上品な明るさを添えてくれるでしょう。

101(デザイン:コーア・クリント)|LE KLINT(レクリント)

101(デザイン:コーア・クリント)|LE KLINT(レクリント)

引用元

1944年に誕生した「ランタン」は、LE KLINTを代表する傑作として知られています。

精密なプリーツ構造が生み出す陰影は、光を包み込むように拡散し、空間全体をやわらかな明るさで満たします。

どの角度から見ても光源を直接感じさせない密閉型のデザインは、機能美と美観を両立した象徴的な存在。

建築的なフォルムをもちながらも、どこか和紙の提灯を思わせる柔らかさを漂わせ、和モダンリビングにも自然に調和します。

職人の手仕事が光の質まで計算し尽くした、永く愛される一灯です。

MAYUHANA(デザイン:伊東豊雄)|YAMAGIWA(ヤマギワ)

MAYUHANA(デザイン:伊東豊雄)|YAMAGIWA(ヤマギワ)

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建築家・伊東豊雄氏が手がけた「MAYUHANA」は、繭(まゆ)のように柔らかな光を放つ照明です。

グラスファイバーを三層に重ねた繊細なメッシュが光を優しく包み込み、空間に静かな奥行きを生み出します。

軽量で割れにくく、凹んでも元に戻る素材のため、小さな子どもがいる家庭でも安心して使えるのが魅力です。

工事不要で設置も簡単、ホコリがたまりにくく手入れも容易。

国内工房で丁寧に製作されるその品質は、長く愛用できる確かな安心感を与えます。

和モダンの空間に、穏やかな温もりと光の陰影を添える一灯です。

カンディハウス札幌のインテリアプランニング

カンディハウス札幌のインテリアプランニング

カンディハウス札幌では、家具一つひとつの提案にとどまらず、空間全体の調和を見据えたインテリアプランニングを行っています。

国内外の上質なブランドを取り扱い、照明・素材・レイアウトまで含めてトータルに設計。

リビングを中心に、暮らしの動線や光の入り方まで丁寧にシミュレーションしながら、理想の空間を形にしていきます。

資料請求で、理想の空間をより具体的に

資料請求をしていただくと、カンディハウス札幌のインテリアプランニングの詳細やプランニング事例を、間取り図、写真、イメージなどを交えたコーディネート集をお送りさせていただきます。

  • インテリアプランニングの詳細資料: サービス内容、プランニングの流れなどを詳しく解説。
  • プランニングイメージ: カンディハウス札幌が提案するインテリアプランの事例をご紹介。

資料請求は無料です。お気軽にお問い合わせください。

インテリアプランニング

まとめ

和の美しさとモダンデザインが調和する空間は、日々の暮らしに深い安らぎをもたらします。

自然素材の質感、光の陰影、家具のフォルム、どれもが控えめでありながら、確かな存在感を放ちます。

ぜひ、押さえておきたいポイントも確認しながら、ご家庭にマッチするものをお探し頂けたらと思います。

札幌市中央区双子山にある「カンディハウス札幌」は、旭川に本店を置くカンディハウスの独立店です。ショールームでは、カンディハウスの製品に限らず、arflex・Molteni&Cなどの海外ブランドも幅広くあり、それぞれの生活シーンをイメージした家具のセットアップを展示しております。ご来店の際には、実際に見て座っていただき、一流の職人が手掛けた無垢材家具の魅力をご堪能ください。

またカンディハウスでは家具のオーダー/セミオーダーのサービスを承っております。お気軽にご相談くださいませ。

ご来店の際には事前のご予約をいただきますと、スムーズなご案内が可能です。

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