ソファに使われる「モールドウレタン」の特徴やおすすめソファを紹介
ウレタンには、「モールドウレタン」や「スラブウレタン」など製造方法によって異なる特徴があります。
モールドウレタンは、複雑な形でも再現することができ、耐久性に優れた素材です。
この記事では、特にモールドウレタンに注目して、その特徴やモールドウレタンが使用された座りごこちの良いソファをご紹介します。
モールドウレタンとは
モールドウレタンは、車やソファのシートに使用されているウレタン素材の1種です。
製造方法は、完成形の型にウレタンの原料を流し込み、発泡・形成させることで形を作ります。ですので、モールドウレタンは、流線形や複雑な形でも自在に再現することができるのが最大のメリットです。
素材の特徴としては、ウレタンの外側はパンの耳の様に膜ができるのが特徴で、その部分が強度を生み出す構造となっています。外側の強度のある膜が壊れてしまうと、へたりやすくなってしまいます。
また、この様にモールドウレタンは万能とも思えますが、「コスト面でのデメリット」が考えられます。金型を作成するのにコストがかかってしまうので、他のウレタン素材と比較するとコスト面で導入するのにハードルが高いと言えるでしょう。
モールドウレタンの特徴
上記の説明を踏まえ、モールドウレタンには、以下の特徴があると言えるでしょう。
- 金型を作れば複雑な形でも再現可能
- 形成時に皮膜ができる
- 皮膜に型崩れしにくい強度がある
- カットを伴う加工に不向き
- コスト面でのデメリット
座りごこちの良いモールドウレタンのソファ4選
モールドウレタンの特徴を生かした、座りごこちの良いソファを今回は4つ紹介致します。ぜひ、ソファ選びの参考にしてみて下さい。
沈み込む様な座りごこちの「クォード リビング(15)」
「クォード リビング(15)」は幅広いサイズ展開により、ご家庭に合わせたくつろぎの形を演出することができる万能なシステムソファです。
モールドウレタンが使用されたこのソファの座りごこちは、沈み込む感覚がお尻を包み込んでくれる様な座りごこちです。
クォード リビング(15)をはじめとするソファは、カンディハウス札幌のショールームにて展示しています。ショールームではその座りごこちを直接体感することが出来ます。購入をご検討中の方は、ぜひ1度お越し下さい。
カンディハウス札幌 ショールームの様子はこちら安定した座りごこちの「A・SOFA 10」
「A・SOFA 10」は、カンディハウス札幌が北海道の総代理店として販売している、アルフレックスジャパンのソファです。
このソファは、アルフレックスの「A」が名前に付けられ、1986年の発売以来30年以上愛されるアルフレックスジャパンの代表的なソファです。
A・SOFA 10の座面は、フラットな形でありながら、高品質のウレタンが使用されていることにより、ゆっくりとストロークを感じる様な安定した座りごこちのソファとなっています。
また、このソファは全てのカバーリングが交換可能ですので、メンテナンスがしやすいことでも人気が高い商品です。
お問い合わせはこちら ご来店予約はこちら(カンディハウス札幌ショップ)弾力感のある座りごこちの「MARENCO」
アルフレックスジャパンの「MARENCO」は、イタリアのコメディアン「マリオ・マレンコ」のスケッチを元にデザインされたデザイン性の高いソファです。
このソファは、座りごこちや耐久性の改善のため、1971年の発売依頼から100回以上の仕様改良が実施されてきました。その座りごこちは、膨らんだクッションが跳ね返す様な弾力のある座りごこちを体感させてくれます。
アルフレックスジャパンの歴史が詰まったソファを、ぜひご体感下さい。
お問い合わせはこちら ご来店予約はこちら(カンディハウス札幌ショップ)優しく支えてくれる様な座りごこちの「MILAN」
アルフレックスジャパンの「MILAN」は、角度のついたアングルユニットやラウンドユニットを用いて、躍動感のあるリビングを演出するソファです。
このソファの座りごこちは、柔らかくもしっかりと体を支えてくれる様な座りごこちです。また、座った後もシワが残らない、シートの高い復元力も魅力です。
お問い合わせはこちら ご来店予約はこちら(カンディハウス札幌ショップ)補足:スラブウレタンとは
最後に、補足としてスラブウレタンを紹介したいと思います。
スラブウレタンとは、枕や寝具を初めとする家具に使用されているウレタン素材の1種です。
製造方法はモールドウレタンと異なり、蓋の無い容器に1度に大きなウレタンフォームを作り、そこから様々な形状にカットして作られます。スラブウレタンは、金型を作成する必要が無い分、モールドウレタンより安価に製造することができるのがメリットです。
素材の構造としては、全体の固さが均一という特徴がありますが、カットして使用するため素材の気泡の粒が露出することで、耐久性の維持が困難であると言われています。
スラブウレタンの特徴
上記の説明を踏まえ、スラブウレタンには、以下の特徴があると言えるでしょう。
- コスト面でのメリット
- カットして使用することができる
- 固さが均一
- 構造上、耐久性の維持が困難
これらのウレタン素材の特徴を知ることで、ソファ選びの参考にして頂ければと思います。
まとめ
モールドウレタン | 金型を作れば複雑な形でも再現可能形成時に皮膜ができる皮膜に型崩れしにくい強度があるカットを伴う加工に不向きコスト面でのデメリット |
スラブウレタン | コスト面でのメリットカットして使用することができる固さが均一構造上、耐久性の維持が困難 |
札幌市中央区双子山にある「カンディハウス札幌」は、旭川に本店を置くカンディハウスの独立店です。ショールームでは、カンディハウスの製品に限らず、arflex・Molteni&Cなどの海外ブランドも幅広くあり、それぞれの生活シーンをイメージした家具のセットアップを展示しております。ご来店の際には、実際に見て座っていただき、一流の職人が手掛けた無垢材家具の魅力をご堪能ください。
またカンディハウスでは家具のオーダー/セミオーダーのサービスを承っております。お気軽にご相談くださいませ。
ご来店の際には事前のご予約をお願いします
ご来店予約はこちら(カンディハウス札幌ショップ)大切な人とご自宅でゆっくり家具を探したい方
カタログ請求(無料)はこちらその他ご質問・お問合せをされたい方
お問い合わせはこちらカンディハウス札幌 | |
営業時間 | 11:00~17:00 |
定休日 | 日曜日・月曜日・祝日夏季・年末・年始 |
住所 | 札幌市中央区双子山4-1-10 |
Tel | 011-511-0303 |