快適な住まいを実現する遮熱カーテン | 効果・選び方・ 3つのブランドをご紹介します。
「遮熱カーテン」とは、その名の通り熱を窓辺で遮るカーテンです。厳密には、一般法人日本繊維製品品質技術センターや日本ファブリック協会(NIF)などによる遮熱性試験で室温の上昇を抑える効果が認められたものを指します。
一般的に、遮熱性能を表す指標として「遮熱率」が使われます。遮熱率が高いほど、太陽光からの熱を遮断する効果が高くなります。
この記事では、遮熱カーテンの効果・選び方を解説するとともに、カンディハウス札幌がショールームで取り扱っているブランド3つをご紹介いたします。
遮熱カーテンは通年で室温を快適に保つ効果がある
「生地に厚みを持たせる」「網目を細かく詰める」「生地裏に特殊コーティングを施す」などの方法で作られた遮熱カーテンは、熱気や冷気を通しにくい性質を持っているうえに、窓辺に吊るすことで窓ガラスとカーテンの間に「空気の層」が生まれます。
この空気の層が、断熱材として機能することで、カーテンの内側と外側では熱が通りにくくなり、夏は外からの熱気を防ぎ、冬は室内の暖気を外に逃がしにくくする効果を発揮します。つまり、通年で室温を快適に保ってくれるのです。
遮熱カーテンのメリット
1. 夏の暑さを和らげる
遮熱カーテンは、太陽光からくる熱を反射・吸収することで、室温の上昇を抑えます。エアコンの効きが良くなり、冷房費の節約にもつながります。
2. 冬の寒さを軽減する
遮熱カーテンは、室内の熱を外に逃がすのを防ぎます。暖房の効きが良くなり、暖房費の節約にもつながります。
3. 家具や床の日焼けを防ぐ
遮熱カーテンは、紫外線をカットする効果もあります。家具や床の日焼けを防ぎ、劣化を遅らせることができます。
4. プライバシーを守る
遮熱カーテンは、厚手の生地で作られていることが多いため、外からの視線を遮ることができます。プライバシー保護にも役立ちます。
遮熱カーテンを選ぶポイント
1. 遮熱率
同じ素材でも加工方法によって「遮熱率」が変わります。この遮熱率は数値が高いほど、暑さを防いでくれる効果が高くなりますが、同時に繊維の密度も高くなるため、光を通しづらくなる傾向があります。同じ素材のカーテンで比較検討する場合、より断熱効果を求めるならば、遮熱率の高いカーテンを選びましょう。
2. 生地
遮熱カーテンの素材は大きく、ポリエステル、アクリルなどの「合成繊維」と、コットンやウールなどの「天然繊維」に分類できます。合成繊維は、遮熱効果が高く、洗濯や手入れも簡単です。天然繊維は、肌触りが柔らかく、木材を取り入れたインテリアスタイルとの相性は抜群です。素材ごとの特性を理解し、ご家庭の目的やインテリアスタイルに最適な遮熱カーテンを選びましょう。
3. 種類
カーテンにはドレープカーテン(厚手のカーテン)とレースカーテン(薄手のカーテン)があります。遮熱カーテンを取り入れる場合は、生活スタイルに合わせて選ぶ方法がおすすめです。
日中自宅にいる時間が多い方は、遮熱レースカーテンのみで過ごされるのもおすすめ。外の光を取り入れることができ、室内が明るい印象になります。
日中留守にすることが多い方やペットを飼っていらっしゃる方、レースカーテンのみでは暑さを感じる方は、「遮熱レースカーテン+ドレープカーテン」を選ぶのがおすすめ。二重でカーテンを閉めておくこと、室温が変化しにくく、室内の様子も見えにくくなるため防犯にも最適です。
ご家庭の用途やインテリアにより最適なカーテンを選ぶための選択肢として、ぜひ参考にしてみてください。
カンディハウス札幌が取り扱っている遮熱カーテンを一部ご紹介します。
fujie textile【PF 1705 ミズユキ】
「fujie textile」(フジエテキスタイル)は1885年設立のテキスタイルブランドです。創業以来、モダン・シンプルのコンセプトを徹底して一貫。デザインが重要視されなかったマスの時代から、オンリーワンのデザインを追求するその姿勢は、本物の感性を持つデザイナーたちの耳目を集めました。
【PF 1705 ミズユキ】は、生き生きとしたシワの表情が魅力です。不規則なシワの表情とチンツ加工で、美しい光沢を放ちます。たちまちサロンのような癒し空間に。遮熱性だけでなく、透過性も抑えることができるハーフトランスペアレンスです。
KAWASHIMA SELKON【FT 6618 FELTA】
1843年に京都で創業したファブリックメーカー「KAWASHIMA SELCON」(川島織物セルコン)。一本の糸に込められた職人の手技が、日本伝統の染織美を体現しています。
【FT 6618 FELTA】を一言で表すなら、“エレガントなしなやかさ”。ベージュ色のふんわりとしたテキスタイルは、まぶしさを和らげるローグレア仕様。くさびのように差し込む朝日をやさしく受け止めてくれます。一枚吊でも十分に絵になる普遍的なデザインです。
CRÉATION BAUMANN【SHADOW V】&【GUARD IV】
スイスはチューリッヒで設立した「CRÉATION BAUMANN」(クリエーションバウマン)は、1886年創業のファブリックメーカーです。世界各国から高い評価を受け、数多くのデザイナーや建築家に支持されています。
ファブリックの裏面がアルミニウムでメタライズ加工された【SHADOW V】は、お取り扱いのある製品のなかでも非常に遮熱性の高いカーテンです。冷房の効き率にも貢献。スクリーンさながらのなめらかな生地は、大きな窓から差し込む強い光を防ぎ、室内を心地よい明るさで満たします。
一方で【GUARD IV】は、より透過性に優れたカーテンです。特にブラック色のように濃いカラーの透過性が高く、眩しさを抑えつつ、ウィンドウビューを楽しみたい方に大変人気です。美麗なテクスチャーがインテリアと見事に調和します。
あなただけのカーテンをご提案いたします。
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まとめ
- 遮熱カーテンは通年で効果を発揮
- 「電気代の節約」「家具や肌へのダメージを軽減」「結露防止でお掃除もラクになる」などの副次的な効果も期待できます
遮熱カーテンは、「素材」「遮熱率」「カラー」「生活スタイル」に注目して選んでみましょう
まとめ
札幌市中央区双子山にある「カンディハウス札幌」は、fujie textile、KAWASHIMA SELKON、CRÉATION BAUMANNをはじめとする機能性の高い遮熱カーテンを取り揃えております。インテリアのトータルコーディネートもおまかせください。
またショールームでは、カンディハウスの製品に限らず、arflexのみならずMolteni&Cなどの海外ブランドも幅広く展示しており、それぞれの生活シーンに合わせた家具をご提案しております。ご来店の際には、実際にご体感いただき、一流の職人が手掛けた家具の魅力をご堪能ください。
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営業時間 | 11:00~17:00 |
定休日 | 日曜日・月曜日・祝日夏季・年末・年始 |
住所 | 札幌市中央区双子山4-1-10 |
Tel | 011-511-0303 |