シンプルモダンな家を叶える内装の工夫｜上質な暮らしをつくる５つのポイント

引用元

家づくりを進めるなかで、「シンプルモダンの内装にしたいけれど、どこから考えれば良いのか分からない」という方は少なくありません。

色づかいや素材、建具の見え方、家具の選び方など、空間を構成する要素は多く、丁寧にそろえるほど上質な仕上がりに近づきます。

この記事では、シンプルモダンの内装づくりで押さえたい特徴と具体的なポイントをわかりやすく整理し、家具・キッチン選びの視点まで詳しくご紹介します。

理想の住まいを美しく整えるためのヒントとして、ぜひ参考にしてみてください。

シンプルモダンな家の内装の特徴

シンプルモダンの内装は、装飾を最小限にし、直線的なフォルムで空間を整える点が特徴です。

白・グレー・黒といった無彩色を基調にすることで視界にまとまりが生まれ、空間の奥行きや広がりが際立ちます。

建具や壁をフラットに揃えると凹凸が減り、住まい全体がすっきりと見えるため、洗練された印象に。

また、木や金属、石材など異なる素材を組み合わせることで、単調になりがちな無彩色の空間にも質感の豊かさが加わります。

少ない要素で構成しながらも、素材選びや配置のバランスによって上質さを感じられる点が、シンプルモダンらしさと言えるのです。

家の内装をシンプルモダンに仕上げる5つのポイント

引用元

内装をシンプルモダンに整えるためには、色づかいや素材選びだけでなく、建具や家具の形状、空間の見せ方まで一つずつ丁寧にそろえることが大切です。

ここからは、シンプルモダンらしさを引き出すための５つのポイントを順にご紹介します。

壁や建具をフラットに揃えて、直線美を活かす

シンプルモダンの空間づくりでは、壁や建具の凹凸を抑え、面と線をきれいにそろえることが印象を大きく左右します。

たとえば、枠まわりを極力目立たせないデザインや、天井まで高さを伸ばしたハイドアを採用すると、視界の流れが途切れず空間がすっきりと整います。

巾木や開口部の見え方を揃えるだけでも、直線の美しさが際立ち、住まい全体に静かな上質感が生まれるでしょう。

余計な装飾を使わず、建物そのもののラインを丁寧に扱うことで、シンプルでありながら品のあるインテリアに仕上がります。

白・グレー・黒を基調に色数を絞る

シンプルモダンの内装では、白・グレー・黒といった無彩色を軸に色数を抑えることで、視界に落ち着きが生まれます。

色を絞ると素材やフォルムの良さが引き立ち、空間がすっきりと整って見える点が大きな魅力です。

また、一色でまとめるのではなく、グレーの濃淡を重ねたり、黒をアクセントとして差し込み、奥行きやメリハリをつけましょう。

床材・壁材・家具のトーンをそろえることで、部屋同士のつながりが自然に整い、住まい全体の一体感が高まります。

色数を絞ることは、シンプルさと上質さを両立させるための基本となります。

直線的でシンプルな家具を選ぶ

シンプルモダンの内装では、家具の形が空間全体の印象を決めます。

直線を基調にしたシンプルなデザインを選ぶと、見た目のノイズが減り、室内にすっきりとした統一感が生まれます。

また、天板や脚の太さ、面取りの角度といった細かなディテールまで整っている家具は、空間の静かな佇まいを損なわず、住まいの品を高めるポイントです。

さらに、家具の高さや奥行きを抑えれば視線が抜けやすくなり、部屋が広く感じられます。

装飾を盛り込むのではなく、素材の質やフォルムの美しさで魅せることで、シンプルモダンらしい上質な空間が完成します。

異素材を組み合わせて奥行きを出す

シンプルモダンの空間は色数を抑える分、素材の質感が印象を左右します。

木・金属・ガラス・石材など、異なる素材をバランスよく組み合わせると、視界に立体感が生まれ、落ち着いた中にも奥行きが感じられるのです。

たとえば、木の温かみと金属のシャープさを並べると、互いの質感が引き立ち、空間に程よい緊張感が加わります。

色味を増やすのではなく、素材そのものの表情で変化をつくることが、シンプルさを保ちながら上質さを高めるコツです。

表面のマット・グロスの違いも奥行きづくりに効果的で、素材の組み合わせ方次第で空間の雰囲気が大きく変わります。

余白を生かしたゆとりのあるレイアウトにする

シンプルモダンの空間は、ただ物を減らすだけでは成り立ちません。

家具の置き方や余白の取り方にゆとりがあることで、初めて上質さを感じられます。

通り道となる動線を広めに確保し、家具同士の距離を詰めすぎないようにすると、空間全体に抜けが生まれて心地よさが高まります。

また、壁を一面あえて空けたり、低めの家具でまとめたりすると、視界が水平に伸びて室内が広く見えるのです。

物を置かないことではなく、置く物を厳選し、その周囲に静かな余白を残すことがシンプルモダンの魅力を引き出す鍵になります。

シンプルモダンな内装を叶えるおすすめ家具・キッチン

空間をシンプルモダンに整えるには、雰囲気に合った家具やキッチンの選びも欠かせません。

形や素材の方向性がそろうと、部屋全体の印象が一段と引き締まり、内装の完成度が高まります。

ここからは、シンプルモダンの魅力を引き出しやすい家具やキッチンの具体的な例をご紹介します。

Graduate｜Molteni&C

引用元

Graduateは、建築家ジャン・ヌーヴェルが手がけた、シンプルモダン空間と相性の良いミニマルなオープンシェルフです。

最上段の棚板のみを壁や天井に固定し、細いスチールロッドで下の棚を支える構造によって、棚全体が宙に浮いているような軽やかさを生み出します。

支えとなる金物が見えにくいため、視界が妨げられず、空間の直線美がそのまま引き立つ点が大きな特徴です。

また、薄い棚板と幾何学的なフレームワークが生み出す透明感は、余白を大切にするシンプルモダンの内装と自然に調和します。

素材の質感が静かに際立ち、空間に軽快な奥行きを与える、建築的な存在感を持つシェルフです。

VASCA 19｜arflex

引用元

VASCA 19は、シンプルモダンの空間と相性の良い、柔らかなフォルムをもつソファです。

なめらかな傾斜をつけたコーナーは、身体の向きに関わらず自然とフィットし、バスタブに身を預けるような深いくつろぎを感じられます。

特徴的なワイドフラットシートは、座る姿勢を限定せず、寝転んだりあぐらをかいたり、自由な過ごし方を受け止めてくれます。

広い座面は本やトレーを置くスペースとしても使え、生活に寄り添う柔軟さも魅力。

また、シンプルな形状は日々のメンテナンスがしやすく、ラフに使っても表情が崩れにくい点もポイントです。

背の抜けたペニンシュラユニットは視線の抜けを生み、空間を広く見せるシンプルモダンの内装と自然に調和します。

カンディハウス札幌のオリジナルキッチン

シンプルモダンの住まいを完成させるうえで、キッチンの存在感は欠かせません。

カンディハウス札幌が手がけるフルオーダーキッチンは、無駄のない直線的なデザインと素材の上質さが調和し、空間全体の静かな美しさを引き立てます。

天板の素材選びからキャビネットの仕上げ、ビルトイン機器の選定まで一つずつオーダーでき、邸宅にふさわしい最良の組み合わせを叶えられます。

木材の温もりや石材の気品を丁寧に活かした仕上げは、飽きのこない端正な佇まいをつくり、長く使うほど愛着が深まるでしょう。

使いやすさとデザイン性を両立したキッチンは、暮らしの中心を支える「上質な日常の舞台」として、シンプルモダンの家に自然に溶け込みます。

カンディハウス札幌のインテリアプランニング

カンディハウス札幌では、住まい全体の調和を大切にしながら、一人ひとりの理想に寄り添うインテリアプランニングを行っています。

空間の使い方や生活スタイルを丁寧に伺い、間取りの検討から家具配置、素材選びまでを一貫してサポートいたします。

特にシンプルモダンのように要素を厳選するスタイルでは、家具のフォルムや色、素材の相性が仕上がりを大きく左右するものです。

カンディハウス札幌では、国内外のブランドを含む幅広い提案力と、3Dプランなどを用いた具体的なシミュレーションにより、空間全体のイメージを明確にお伝えします。

展示場では実際の製品に触れ、よりその質をご体感いただけますので気軽にお越しください。

資料請求で、理想の空間をより具体的に

カンディハウス札幌に資料請求をしていただくと、間取り図、写真、イメージなどを交えたインテリアプランニングの詳細とコーディネート集をお送りいたします。

• インテリアプランニングの詳細資料: サービス内容、プランニングの流れなどを詳しく解説。
• プランニングイメージ: カンディハウス札幌が提案するインテリアプランの事例をご紹介。

資料請求は無料です。以下のリンクよりお気軽にお申し込みください。

まとめ

シンプルモダンの内装は、色を絞り、直線的なフォルムで空間を整えることで、静かで心地よい住まいをつくれます。

壁や建具のラインをそろえ、家具や素材の方向性を統一すると、視界が乱れず上質な佇まいが生まれます。

また、家具の選び方やレイアウトの余白づくりによって、住まい全体の印象が大きく変わるのです。

こうした要素を丁寧に重ねることで、シンプルでありながら奥行きのある空間へと仕上がります。

カンディハウス札幌では、素材選びから家具配置まで一貫してサポートし、住まい全体の調和を大切にしたプランニングをご提供しております。

理想のシンプルモダン空間を、一緒に実現していきましょう。

札幌市中央区双子山にある「カンディハウス札幌」は、旭川に本店を置くカンディハウスの独立店です。ショールームでは、カンディハウスの製品に限らず、arflex・Molteni&Cなどの海外ブランドも幅広くあり、それぞれの生活シーンをイメージした家具のセットアップを展示しております。ご来店の際には、実際に見て座っていただき、一流の職人が手掛けた無垢材家具の魅力をご堪能ください。

またカンディハウスでは家具のオーダー／セミオーダーのサービスを承っております。お気軽にご相談くださいませ。ご来店の際には事前のご予約をいただきますと、スムーズなご案内が可能です。

上質で理想な空間を作りたい方

その他ご質問・お問合せをされたい方