ソファ13種類を徹底解説!「理想の部屋づくり」の第一歩
知れば知るほど奥が深いソファの世界。同じソファでも、使うシーンやコーディネートによって、様々に表情を変えてくれます。
ソファ選びで大切なのは、リビングでのくつろぎ方をどのように過ごしたいか、という具体的なイメージです。単純にデザインだけで判断してしまうと、実際に使ってから他のニーズが出てしまうかもしれません。
この記事では全13種類のソファを通じて、デザインの意味や機能といった根本部分をご紹介します。カンディハウスで人気のソファも合わせてご紹介しますので、気になる方はぜひ一度、カンディハウス札幌のショールームにお越しください。
サイズ別でみるソファ5種類
まずはソファのサイズ、すなわち「腰掛ける幅の広さ」でそれぞれご紹介してまいります。
①一人掛けソファ
一人掛けソファは、パーソナルスペースを大切にしたい方にぴったりのエグゼクティブなファニチャーです。そこはあなただけの空間であり、あなただけの時間が流れる場所。
朝は陽の光を浴びながらとっておきのモーニングコーヒーを。鳥のさえずりを聴きながら、仕事前のおだやかな時間をお過ごしください。一人掛けソファは、一日の始まりを告げる場所となるでしょう。
休日の昼は、日々の喧騒を忘れて読書に没頭。サイドテーブルには“ダ・ヴィンチ”の本革手帳。それは思索にふける人の知的なアイテム。本を閉じ、思考する。浮かんできたアイデアをその場で書き留める。そんな心安らぐ時間を、ソファとともに。
夜はあなたの体を優しく包みます。夕食後のリラックスタイムは、やっぱり“いつもの場所”で決まり。夕涼みがしたいときは窓際に。暖をとりたい季節には火のそばに。一人掛けソファだから、使うシーンを自由に選択できます。
カンディハウス札幌ショップで取り扱っている、「MARENCO(マレンコ)」は1971年の発売以来、今も変わらず愛されているソファです。
発売当初から100回以上の仕様改良を実施し、堅牢な構造とカバーリング方法により勝ち得た「長く使える」という信頼が、ロングセラーを支えています。
②二人掛けソファ
二人掛けソファは、リビングソファはもちろん、来客を迎えるロビーソファとしてもお使いいただけます。
大切な方と二人でくつろぎたいなら、テレビの前にソファを配置するのがよいでしょう。就寝前のゆっくりと流れる時間をお過ごしください。また二人掛けソファは、プロジェクターのある部屋にもぴったりのファニチャーです。大画面を独占して、大好きな映画を心ゆくまで楽しめます。
来客用として使うなら、二人掛けソファは2脚揃えるのがおすすめです。ローセンターテーブルを挟んで向かい合わせに配置すれば、ロビーソファになります。
「ボルス リビング 2Pソファー」は、1980年に誕生したカンディハウスの代名詞ともいえる定番のソファです。無垢材を大胆に使ったサイドアームが格式の高さを醸します。対で揃えると応接用のソファとしても映えます。
③三人掛けソファ
「足を伸ばして座る」「寝そべる」「家族で座る」といったように、三人掛けソファは、使い手次第で可能性が広がるファニチャーです。ソファ選びに迷ったときは、三人掛けソファから選んでみるとよいでしょう。
三人掛けソファは1800~2000mmが定番のサイズ。リビングとダイニングの空間を仕切るのにちょうどよい大きさです。身長の大きい方が寝そべってもゆとりがあります。一人で使っても、誰かと座っても、常に快適でいられる。それが三人掛けソファの魅力です。
「tosai LUX リビング (18) ソファー 228」は、キュービックなフォルムが特徴の三人掛けソファです。横幅は約230cm。大人が寝そべってものびのび過ごせます。脚部フレームは日本の伝統技法「三方留め接ぎ」で丁寧に仕上げています。カスタマイズ性が高いのも魅力。ソファー、ワンアーム、ロングシート、オットマンと、お好みのバリエーションでお選びいただけます。
④システムソファ
システムソファは、個々のソファを組み合わせて用途別に使い分けることができます。
家族の団欒に、音楽鑑賞に、客人を招いてのホームパーティーに。とっておきのソファだから、とっておきのシーンで使いたい。使い手にとってのオンリーワンであること。それがシステムソファの醍醐味です。
レイアウトの自由度が広がるため、インテリアコーディネートを楽しめます。ホームユースだけでなく、事務所などのオフィスユースとしてもおすすめです。
「RS ソファー ロングシート L(R)」は、「座る」「くつろぐ」を両立させたシステムソファです。落ち着いたシンプルなデザインですので、どんなインテリア空間にも馴染みます。オフィスユースでも違和感がありません。
⑤オットマン
オットマンとは、ソファでくつろぐときに足を乗せるファニチャーです。オットマン単体で販売されているものもありますが、たいていはソファとセットになっています。セットで揃えると統一感がうまれ、よりエグゼクティブな雰囲気が漂います。
オットマンには「スツールとして使う」「サイドテーブル代わりに使う」「リビングテーブルとして使う」という活かし方もあります。賢く使えばいろんな可能性を見せてくれるのがオットマンの魅力です。使い込むほどに愛着が湧いてきます。
「テン リビング オットマン」は、ドイツのデザイナーであるミヒャエル・シュナイダー氏が手掛けました。「TEN」はカンディハウスの製品の中でも人気シリーズです。
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形状でみるソファ6種類
シルエットもソファの魅力の一つ。ソファの形状が空間全体の印象を左右するといっても過言ではありません。
①ストレートソファ
ストレートソファとは、「背もたれがある」「しっかり座れる」の要件を満たした、最もオーソドックスなソファの総称です。
癖が少ないためインテリアコーディネートがしやすく、多くのお客様に気に入っていただいております。家族でくつろぐときや、来客を迎えるときなど、あらゆるシーンで幅広くお使いいただけます。足を伸ばしたい場合は、オットマンを組み合わせるとよいでしょう。
またストレートソファは、テーブルと一緒にコーディネートすることで、いわゆる「ダイニングソファ」として応用することも可能です。
「YUKAR リビング ソファー」は、内向きのひじ掛けがチャーミングなソファです。無垢材を丁寧に削りだして仕上げた、得も言われぬ美しいフォルム。ひじ掛けから脚部に至るまで、さりげない意匠が施されています。
②アームソファ
アームソファとは、「ひじ掛け」すなわち「アームレスト(arm rest)」のあるソファのことです。ひじ掛けのあるシルエットには風格が漂います。リビングや応接間に配置するとラグジュアリーな空間に。
「CASTELLO(カステッロ)」は、城(伊語:castello)を思わせる威風堂々とした佇まいのソファです。復元力の高いシートはシワの戻りも早く、常に美しい表情をキープします。脚元のメタルベースプロファイルや背クッションのステッチなど、随所にこだわりの意匠が光ります。
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③アームレスソファ
アームレスソファは、その名の通り、ひじ掛けのないソファ。アームソファに比べると、ひじ掛けがない分だけ開放的です。
大きなサイズでも圧迫感を抑えることができ、リビングを広々とした印象にコーディネートしたい方にはぴったり。
「ATILLA LUX リビング ソファー 210」は、アームレスソファとアームソファとをスイッチングできるユニークな工夫が施されています。全長約213cm。何もかも受け止めてくれそうな大胆で伸びやかなシルエットが、リビングを安らぎのある空間に変えてくれます。
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④ワンアームソファ
ワンアームソファは、アーム部が片側のみのソファです。アシンメトリーな造形が自然と目を引き、非常に個性的です。「ひじをかけてくつろげる」快適性と、「空間とソファがシームレスにつながる」開放感が見事に両立しています。
アームのない側をどう使うかは、あなた次第。オットマンを組み合わせて広く使うもよし、ローテーブルとデスクランプを置いて読書スペースにするもよし。置く場所や組み合わせるアイテムによって可能性が広がります。
「MOLA LUX リビング ワンアーム 150 L(R)」は、イタリアと日本を拠点に活躍するデザイナー・吉野 利幸 氏が手掛けたソファです。
座るのではなく、くつろぐ。シワを無くすのではなく、あえて楽しむ。ソファというファニチャーの定義を再構築することで、ユーザーに新しい発見と感動をもたらすデザインに仕上がりました。
どこかクラシカルなニュアンスを彷彿とさせるそのシルエットには、カンディハウスの数ある作品の中でも光る個性があります。
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⑤コーナーソファ
コーナーソファは、それ自体で一つのソファとして成り立ちますが、他のアイテムと組み合わせて拡張性を高められるファニチャーです。
リビングコーナーのデッドスペースにコーナーソファを置くのなら、ローテーブルと組み合わせるのがおすすめです。最近読んでいる本や雑誌を並べておけば、知的な空間を一人占め。家族と空間を共有しながらも、自分だけのスペースが欲しいという方にぴったりのサイズ感です。
コーナーソファを他のソファと組み合わせて使うなら、同じシリーズで揃えて統一感を出しましょう。たいていのコーナーソファは、セットを前提としてシリーズのラインナップが存在します。
たとえば「OMNIO(オムニオ)」は、引越しなどで置かれるスペースが変わっても、空間や使い勝手に合わせて自由自在に組み換えができます。
また、アルフレックスジャパンのソファの張地はレザーやファブリックなど豊富なバリエーションから選ぶことができるのでコーディネート性も抜群です。
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⑥ソファベット
ソファベッドは、ベッドとして使うことを想定されたソファです。背もたれを倒したり、座面を拡張したりする機能が備わっているタイプもあります。サイズのバリエーションが非常に豊富で、家族みんなで寝そべることも可能なキングサイズも存在します。
カンディハウスのソファベッド「アルプ LD ソファーベッド」は、絶妙な心地よさを感じる座面のカーブが特徴です。正面に捉えると神社の鳥居のようにも見えます。
使用する無垢材は世界的に評価の高い北海道のナラ・タモ材。カンディハウスのロングセラー家具です。
素材で見るソファ2種類
ソファの張り地素材もまた、ソファ自体の使い心地だけでなく、インテリア空間の印象を左右します。
①ファブリックソファ
ファブリックソファとは、「布張りソファ」とも呼ばれ、織物などの「布地」をカバーにしたクッションのことです。
温かみのある手触りと、ふんわりした座り心地を楽しめます。レザーよりもある程度の通気性を確保できるため、季節を問わず体感温度を一定に保つことが可能です。ソファに座る時間が長めの方は、ファブリックのほうが向いているといえます。
「MAGENTA(マジェンタ)」は、直線的なアウトラインとふくよかなシートが生み出す美しいシルエットのソファです。パイピングのようなアームの縫製ラインがインテリアに豊かな表情を生み出します。
シートの高さは立ち座りがしやすいハイタイプと、リラックス感のあるロータイプがあり、好みやライフスタイルに合わせてお選びいただけます。
②レザーソファ
レザーソファとは、張り地にレザー(革)を使った高級感あふれるソファです。大きく分けると合成皮革(合皮)・本革の2種類ありますが、合成皮革は安価である代わりに耐久性にやや難があり、長期的に使うと表面が剥げてしまう恐れがあります。
一方でハイクラス家具でよく用いられる本革は、使い込めば使い込むほど風合いが出る寿命の長い張り地です。“革は生きている”と言われるように、定期的にメンテナンスを施せば、使い手によく馴染み、いつまでも愛用できます。
レザーソファには、ファブリックにはない独特の座り心地と肌ざわりがあります。またシミになりにくいため、ファブリックよりもメンテナンスがしやすいと感じる方もいらっしゃいます。ラグジュアリーな空間がお好みなら、レザーソファがおすすめです。
またチリ・ホコリ・花粉などを吸収しないため、アレルギーをお持ちの方や、ペットを飼っている方にも向いているといえます。
「LOUIS(ルイ)」は、すっと伸びた脚部とやわらかなフォルムに気品のある佇まいがあります。 ボリュームのある背は姿勢を正して座ったり、背中を預けてルーズにくつろいだりと、個々の自由な過ごし方を可能にさせます。
まとめ
- 一人掛けソファ
パーソナルスペースを大切にしたい方にぴったりのエグゼクティブなファニチャー。 - 二人掛けソファ
リビング・来客用ソファとしても使える。対で揃えれば応接ソファにも。 - 三人掛けソファ
大人が寝そべることもできる定番の大きさのソファ。サイズで迷ったらおすすめ。 - システムソファ
使いたいシーンに合わせて自由にカスタマイズできる。コーディネートへのこだわりが強い人にぴったり。 - オットマン
脚をのせて休めるファニチャー。サイドテーブルとして使うことも可能。ソファとデザインを合わせて使うのがベター。 - ストレートソファ
背もたれがあるシンプルな定番タイプ。癖が少ないためコーディネートしやすい。 - アームソファ
ひじ掛けがあるソファ。ラグジュアリーなシルエットに見える。空間を仕切る役割も。 - アームレスソファ
ひじ掛けがないソファ。空間とソファとをシームレスにつなげることができる。 - ワンアームソファ
片方のみにひじ掛けがあるソファ。快適性と開放感を両立させた個性的なデザイン - コーナーソファ
サイドテーブルやソファと組み合わせることで可能性が広がるソファ。 - ソファベッド
横になってくつろぐことを前提につくられたソファ。「座る」以外の用途を求める人におすすめ。 - ファブリックソファ
張り地が布で出来ているソファ。なめらかな手触りとふんわりとした座り心地が特徴。 - レザーソファ
張り地がレザー(革)で出来ているソファ。使い込むほどに馴染む高級感のある素材。
札幌市中央区双子山にある「カンディハウス札幌」は、旭川に本店を置くカンディハウスの独立店です。ショールームでは、カンディハウスの製品に限らず、arflex・Molteni&Cなどの海外ブランドも幅広くあり、それぞれの生活シーンをイメージした家具のセットアップを展示しております。ご来店の際には、実際に見て座っていただき、一流の職人が手掛けた無垢材家具の魅力をご堪能ください。
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