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木製のテーブルを美しく保つためのお手入れ方法をご紹介

木製のテーブルは、自然な風合いや耐久性が魅力的で人気がありますが、その美しさを長く保つためには、適切なお手入れが欠かせません。特に、テーブルの塗装によってお手入れ方法が異なるため、適切な方法を知っておくことが重要です。

今回は、木製テーブルの塗装ごとにお手入れ方法をご紹介します。

木製のテーブルのお手入れ方法は塗装によって異なる

木製テーブルの塗装方法は大きく2種類あり、「オイル仕上げ」と「ウレタン塗装」に分かれます。

それぞれお手入れ方法に違いがあり、適切に行うことでより長く、美しくお使いいただけるため、お使いのテーブルに合わせてご確認ください。

オイル仕上げの木製テーブルのお手入れ

CONDE HOUSE「ハカマ ダイニングソリッドテーブル」

「オイル仕上げ」は、植物性のオイルを使用し、木部の表面に塗膜を形成しない方法です。この方法は、木材の本来の風合いや肌触りを活かし、ナチュラルな仕上がりを実現する特徴があります。

日々のお手入れ方法

日々のお手入れでは、柔らかい布で軽く乾拭きをしましょう。汚れが目立つ場合は、布を水に浸し、しっかり絞った後で拭き取り、その後に柔らかい布で再度乾拭きすると効果的です。

定期的なお手入れ方法

定期的なお手入れとしては、3ヶ月〜6ヶ月に一度を目安に、専用のオイルでお手入れをしましょう。定期的にお手入れをすることで、木の風合いを生かしながら、浸透しやすい水分のある汚れから木肌を守ってくれます。

<オイルの重ね塗りの手順>

  1. オイルワックスと、320〜600番相当のスポンジ研磨剤(又は#400番手以上のサンドペーパー)と乾いた布を数枚を用意
  2. 家具の表面についた汚れやホコリを、乾いた布で取り除く
  3. 表面全体を粉が出る程度にごく軽く、320〜600番相当のスポンジ研磨剤(又は#400番手以上のサンドペーパー)を木目に沿って掛ける
  4. 全体を磨き終わったら乾いた布で粉を拭き取る
  5. 乾いた布にオイルを含ませ木目に沿って全体に薄く擦り込む
  6. 乾燥した綺麗な布で余分なオイルワックスを拭き取り、2時間ほど放置して乾燥させ完成

以下の動画では、オイルの重ね塗りについて動画で紹介しています。ぜひお手入の際に参考にしながら行ってみてください。

お手入れの注意点

布を強く擦り付けると、塵や埃が木目に入り込み、付着の原因となります。科学雑巾やベンジン、アルコール、シンナーなど揮発性のある薬品類は変色の原因となるので使用は避けて下さい。

ウレタン塗装の木製テーブルのお手入れ

CONDE HOUSE「ONE ダイニング ラウンドテーブル」

「ウレタン塗装」とは、合成ゴムなどに使われるポリウレタンがベースの塗料を、家具表面に塗布する方法です。

傷や水分、乾燥に強いことが特徴で、また固く形成された塗膜によってツルツルとした肌触りを感じることができます。

オイル仕上げのような手間のかかるメンテナンスは必要なく、そのお手入れのしやすさから多くの家具に使用されています。

毎日のお手入れ方法

ウレタン塗装の木製テーブルは、水分を含ませ固く絞った布や雑巾を使用し、汚れを拭き取ります。そのあと、乾拭き用の布や雑巾で水分を拭きとるだけで十分なお手入れができます。

定期的なお手入れ方法

定期的なお手入れも、日常のメンテナンスと同様です。

ただ、ウレタン塗装の木製テーブルにできてしまったシミ汚れは、塗装が剥がれてしまうのでオイル仕上げの製品のようにサンドペーパーでは削ることができません。そのため、以下でご紹介するような方法で、原因別に対処しましょう。

<シミごとの対処法>

  • 油性のシミ

油やバターなどの油によるシミは、中性洗剤を薄めた水で拭き取ります。中性洗剤を含ませた布で軽く拭いて、その後、乾いた布で余分な水分を拭き取りましょう。

  • 色素のシミ

インクやワインなどの色素によるシミは、専用の木製家具用のクリーナーや消しゴムで軽くこすると取れることがあります。ただし、使用する前にテストを行い、テーブルの表面に悪影響を与えないことを確認してください。

  • その他の頑固なシミ

頑固なシミが残ってしまった場合は、専門の家具修復業者に相談することをおすすめします。適切な方法や薬剤を使用してシミを取り除いてもらいましょう。

お手入れの注意点

ウレタン塗装の家具は化学雑巾やメラミンスポンジ、揮発性の溶剤に弱いので使用を控えてください。

また、ウレタン塗装は深い傷や塗装が剥がれてしまうと個人での修復は困難です。普段の生活から高温のものや鋭利な物を直接テーブルに置かないよう注意しながら使用しましょう。

木製テーブルのお手入れを短縮するポイント

ここまで、木製テーブルをお手入れする方法についてご紹介しましたが、よりお手入れの時間を短縮するためのポイントをご紹介します。

ポイント1:直射日光が当たる場所には配置しない

木製テーブルのお手入れを短縮するためのポイントの一つは、直射日光が当たる場所にテーブルを配置しないことです。

直射日光は木材の変色や劣化を促進させる可能性があります。テーブルを長く美しく保つためには、できるだけ日光が当たらない場所に配置しましょう。

ポイント2:湿度管理を適切にする

テーブルの美しさと耐久性を保つためには、適切な湿度管理が重要です。

室内が乾燥することで木材は水分を空気中に出しますが(調湿効果)、乾燥しすぎるとひび割れや変形を引き起こします。人も木も快適に過ごせる湿度は40〜60%程度と言われていますので、特に乾燥が気になる冬の季節には、加湿器などを使用して調節しましょう。

また、エアコンやヒーターなどの乾燥を促進させてしまうような機器から遠ざけて配置することもひび割れなどを防ぐポイントです。

ポイント3:コースターやランチマットを使用してシミを予防する

日常の生活において、食事をする際コースターやランチマットを使用してシミを予防することもメンテナンスの時間を短縮するためのポイントの一つです。

熱い飲み物や湿った食品を直接テーブルに置いた際の汚れを放置すると、シミがつく原因になります。コースターやランチマットを利用することで、テーブルの表面を保護し、シミや傷の発生を防ぎましょう。

これら3つのポイントを意識することで、お手入れの手間を軽減し、木製テーブルの美しさを長く保つことができます。ぜひ、これらを実践して、愛用の木製テーブルをより長く楽しんでください。

カンディハウス札幌おすすめの木製のテーブル

最後に、木製テーブルの購入を検討されている方に向け、当店おすすめの木製テーブルをご紹介します。

存在感のある一本脚のダイニングテーブル「ONE ダイニング ラウンドテーブル」

「ONE ダイニング ラウンドテーブル」は、厚さ34mmの北海道産ナラ材の天板を中央で支える柱状の一本脚が特徴的な、丸テーブルです。脚先の丸みが可愛らしさを演出し、腰掛けたときつま先があたりにくい機能を兼ね備えています。

「ONE ダイニング ラウンドテーブル」は、ウレタン塗装仕上げ・オイル仕上げからお選びいただける製品となっています。

作り込まれた質感と遊び心あるサイドテーブル「TREPPI」

arflex「TREPPI」

「TREPPI」は、無垢材をトレー状に削り出した異形の天板と表情豊かな貫が特徴的なサイドテーブル。作りこまれた質感と遊び心ある発想は、画一的ではない個性的な使い方を広げます。

「TREPPI」は塗装仕上げ(ウレタン塗装)の製品となっています。

多様な表情を見せるリビングテーブル「RIVOLI」

arflex「RIVOLI」

「RIVOLI」は、2枚の長方形を重ねたような異形の天板が特徴のリビングテーブルです。高さ、天板サイズはともに2種類で、単体での存在感は勿論のこと、素材やサイズなどをミックスすることで、リビングスペースに多様な表情を展開することができます。

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まとめ

今回は、木製のテーブルを美しく保つためのお手入れ方法をご紹介しました。オイル仕上げは、ウレタン塗装のテーブルよりもデリケートな製品ですが、今回ご紹介した手順や動画を参考に、適切なメンテナンス方法を実践していただけますと幸いです。

また、カンディハウス札幌では、ご紹介したような製品だけでなく木製のテーブルのお手入れに最適なメンテナンスキットも販売しています。

ご紹介したおすすめの製品やメンテナンスキットの購入について、ご不明点等ございましたら、ぜひお気軽にお問合せください。

札幌市中央区双子山にある「カンディハウス札幌」は、旭川に本店を置くカンディハウスの独立店です。ショールームでは、カンディハウスの製品に限らず、arflex・Molteni&Cなどの海外ブランドも幅広くあり、それぞれの生活シーンをイメージした家具のセットアップを展示しております。ご来店の際には、実際に見て座っていただき、一流の職人が手掛けた無垢材家具の魅力をご堪能ください。

またカンディハウスでは家具のオーダー/セミオーダーのサービスを承っております。お気軽にご相談くださいませ。

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