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オイル仕上げ・ウレタン塗装のダイニングテーブル購入で後悔しないためのポイント  

オイル仕上げ・ウレタン塗装のダイニングテーブル購入で後悔しないためのポイント

ダイニングテーブルは、一般的に「オイル仕上げ」と「ウレタン塗装」の商品があります。買い替えや新築時に購入を検討されている方の中には、どの仕上げの商品を購入すべきか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。簡単に買い替えれない家具は慎重に選びたいものですよね。

今回は、仕上げごとの特徴や魅力、注意点をご紹介することで、ダイニングテーブル購入後に後悔しないための情報をお届けします。

ダイニングテーブルのオイル仕上げの特徴

ダイニングテーブルのオイル仕上げの特徴
ハカマ ダイニング ソリッドテーブル 180×90 北海道ナラ OFN

まずは、オイル仕上げのダイニングテーブルの特徴についてご紹介します。

オイル仕上げは、オイル系の塗料を木材の内部へ浸透させて保護する塗装です。主に植物系の油脂が使用され、オイルフィニッシュと呼ばれることもあります。

木材に油脂を浸透させることで、木材の乾燥を防ぐ効果や木目をそのまま浮かび上がらせることができます。

オイル仕上げのダイニングテーブルの魅力と注意点を見ていきましょう。

オイル仕上げの魅力 

木材本来の質感を楽しめる

オイル仕上げの家具は、全体にオイルを塗布する塗装となるため、木材本来の質感や温もりを感じられる仕上げとなっています。そのため、時間と共に風合いを増していく「経年変化」を楽しめる仕上げとも言えます。

また、オイル仕上げの木材は、天然の「調湿効果」を発揮します。お部屋の湿気が多い場合は木材が湿気を吸収して膨らみ、乾燥している場合は空気中に水分を放出して縮みます。

こうした現象から、オイル仕上げの木材家具は「木が呼吸している状態」とも例えられています。

癒しの効果

オイル仕上げの木材家具は、先程の項目と同様に素材全体をコーティングしてしまわないことから、ウレタン塗装のものより木材本来の香りを楽しむことができます。

木材の香りの中には、「フィトンチッド」と呼ばれる成分が含まれており、ストレスホルモン(コルチゾール)を減少させる作用がありますストレスホルモンが減少することで、自律神経が安定し、緊張を和らげる効果、癒しの効果が期待できます。

傷やシミの修復が可能

オイル仕上げの家具の最大の魅力は、多少の傷やシミができてしまっても修復が可能な点です。

サンドペーパーを使用して整えることで、表面を綺麗にしたり、凹みの修復をご家庭でも行うことができます。ただ、削る場合は購入店に一度相談していただくことをおすすめします。

以下の記事では、ウレタン塗装とオイル塗装家具の正しいメンテナンス方法についてご紹介しています。ご家庭で傷やシミを直す際にはぜひ1度ご確認下さい。

ウレタン塗装・オイル塗装家具の正しいメンテナンス方法を解説

オイル仕上げの注意点 

メンテナンスの手間

オイル仕上げの家具は非常にデリケートな素材なので、定期的なメンテナンスが必要です。

ダイニングテーブルを使用していると、オイルを塗布した部分が次第に剥がれてしまいます。剥がれたままにしておくと表面が乾燥し、ひび割れや反りの原因にも。

オイル仕上げのテーブルは、ひび割れや反りを防ぐためには、できる限り半年に1回程度オイルの塗り直しをすることをおすすめします。

傷やシミのできやすさ

オイル仕上げの家具は、表面にコーティングが施されていないため、傷やシミができやすい素材となっています。

コップの水飛びや食べ物の油は放置しておくと、すぐにシミになってしまうので要注意。水分や油汚れがついてしまった場合は、できるだけ早く汚れを拭き取りましょう。

オイル仕上げがおすすめの人

オイル仕上げのダイニングテーブルは、以下の条件に当てはまっている方におすすめです。

  • 定期的なメンテナンスを行える方
  • 木材本来の質感や香りを楽しみたい方

定期的なメンテナンスは必須ですが、木材本来の質感や香りを楽しむことができ、上手に使用すれば「一生モノの家具」として長期に渡り使用可能です。

ダイニングテーブルのウレタン塗装の特徴

ラウンドテーブル φ180 北海道ナラNF

次に、ウレタン塗装のダイニングテーブルの特徴についてご紹介します。

ウレタン塗装は、透明なウレタン樹脂を家具の表面に薄くコーティングする塗装です。表面にコーティングを施すことで、水やシミ、細かな傷に強くなります。表面の質感はツルっとした艶やかな光沢のある仕上がりになるのが特徴です。

ウレタン塗装の魅力 

水やシミ、細かい傷に強い

ウレタン塗装のダイニングテーブルは、木材の表面をウレタンでコーティングしてしまうので、水やシミ、細かな傷に強い特徴があります。

しかし、化学雑巾やメラミンスポンジを使用して掃除しようとすると、表面のコーティングが剥がれやすくなってしまうので要注意です。

大掛かりなメンテナンスが必要ない

ウレタン塗装のダイニングテーブルは、オイル仕上げのように、大掛かりなメンテナンスは必要ありません。

日常のメンテナンスでは、固く絞った雑巾や布で拭いた後、乾拭き用の雑巾や布でさっと水分を取り除くだけでOKです。油汚れなどによる頑固な汚れがある場合は、日常のメンテナンスに加えて水に薄めた中性洗剤を使用してみましょう。

ウレタン塗装の注意点 

木材本来の質感や香りが感じにくい

ウレタン塗装のダイニングテーブルは、水やシミ、傷に強い反面、木材本来の質感や香りを感じにくいという注意点が挙げられます。

また、オイル仕上げのダイニングテーブルと比較すると「経年変化」もあまり見られないため、木材の風合いを楽しみたい方にとってはオイル仕上げがおすすめです。

家庭では傷や凹み、塗装の修復が難しい

ウレタン塗装は、専門の工場でないと修復が難しいものとなっています。ダイニングテーブルに大きな傷や凹みができてしまった場合は、ご家庭でのメンテナンスが難しく、専門店でのお修理が必要となることが多いです。

ウレタン塗装がおすすめの方

ウレタン塗装のダイニングテーブルは、以下の条件に当てはまっている方におすすめです。

  • 定期的なメンテナンスが難しい方
  • 傷や汚れを防ぎたい方

小さなお子様がいらっしゃるご家庭でも、飲食物の汚れやシミの心配が少なく、気軽に木材家具を楽しめることから、ウレタン塗装が人気です。ダイニングテーブルの購入を検討していらっしゃる方は、こちらも参考にして頂けますと幸いです。

新築時のダイニングテーブルを選ぶ際の注意点。おすすめ商品も紹介

まとめ

今回は、オイル仕上げ・ウレタン塗装の違いや魅力、注意点についてご紹介しました。

それぞれの仕上げの違いを把握することで、各ご家庭にぴったりなダイニングテーブルを選ぶためのお役に立てたら幸いです。ぜひ、オイル仕上げ、ウレタン塗装家具の購入をご検討中の方は、下記のフォームからお気軽にお問合せ・ご相談下さい。

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