ソファの素材「ファブリックとレザー」のメリット・デメリットを徹底比較
ファブリック(布)、レザー(革)、どちらも魅力的なデザインのソファがあり、どれにしようかとついつい迷ってしまいますよね。
ソファに使用される素材は大きく分けて「ファブリック(布)」「天然皮革(本革)」「合成皮革(人工皮革)」の3つがあります。これらは素材によって、特徴や機能が異なります。
この記事を通して3種類の素材の特徴やメリット・デメリットを知り、ソファ購入時の参考にしてみて下さいね。きっと自分にぴったりなソファが見つかります!
ソファの素材は何を重視するかで決まる
ソファ購入時には、まず何を重視するかを明確にしましょう。
例えば「ソファを20年以上使いたいという人」と「出来るだけ安く購入したいという人」では求めているソファが異なります。
ですので、まずは自分が購入したいと考えているソファをぼんやりでもいいのでイメージしてみましょう。
次にそれぞれの素材の特徴とメリット・デメリットを紹介します。
ぜひ、今思い浮かべたソファのイメージと照らし合わせながら比較してみて下さい。そうすることで、自分が求めているソファのイメージが徐々にはっきりとしてくるでしょう。
デザインが豊富!「ファブリック(布)ソファ」のメリット・デメリット
ファブリック(布)ソファとは、ソファーのカバーが布で覆われているタイプのソファです。
ファブリックソファはふんわりとした肌触りのものが多く、中材(ウレタンなどのクッション)の感触も伝わりやすいという特徴があります。
また、レザーと比較すると季節や温度に影響されにくく、体感温度の変化は少ないです。
ファブリックソファのメリット
ファブリックソファの最大のメリットは、デザインの豊富さと言えるでしょう。
使用する繊維や織り方によって、様々なデザインを生み出すことができます。そのため、ご家庭のインテリアにも馴染むようなソファを見つけやすいです。
また、付け替えが出来るカバーリングタイプもあり、ドライクリーニングが可能なタイプのファブリックも一部ございます。
他にも、気分によってカバーを付け替えることが出来るので、模様替えを頻繁に行う方にもおすすめです。
ファブリックソファのデメリット
ファブリックは、帯電性が高いことと繊維の構造上、繊維の間に汚れやダニが付着しやすいというデメリットがあります。そのため、花粉・ホコリ・ダニ・ペットなどにアレルギーをお持ちの方は小まめにお手入れが必要です。
また、生地や織り方にもよりますが、一般的にレザーより耐久性は劣ります。
特に犬や猫などのペットを飼っている方は、目の粗いファブリックを選んでしまうとペットの引っ掻きがほつれの原因となってしまうので注意しましょう。
使い込むごとに愛着が湧く「レザーソファ(天然皮革・合成皮革)」のメリット・デメリット
レザーソファは、ソファーのカバーが天然皮革(本革)や合成皮革(人工皮革)で覆われているタイプのソファです。
レザーはファブリックと比較して、ホコリや汚れが入り込みにくいという特徴があります。花粉やペットの毛なども入り込みにくいため、アレルギーをお持ちの方やペットを飼っている方におすすめです。
また、革は熱伝導性が高いため、冬の寒いお部屋ではソファも冷たく感じますが、室温や人の熱が伝わるとすぐに暖かくなる性質があります。
天然皮革と合成皮革のメリット・デメリットについて細かく紹介していきます。
「耐久性に優れた」天然皮革(本革)ソファのメリット・デメリット
天然皮革(本革)とは、牛革や豚革・羊革など本物の動物の革を染色加工して作られた素材です。
今回紹介するソファの素材の中では最も高級な素材で、ソファには主に牛革を使用します。
メリット
耐久性に優れ、汚れが染み込みにくいため、犬や猫などのペットを飼っている方にもおすすめです。
また、正しくお手入れをすれば20年以上ソファを使用することができ、家具の寿命を伸ばしていくことができます。年月を重ねるごとに変化する風合いを楽しみ、愛着が増していくでしょう。
デメリット
価格の高さとメンテナンスの手間がかかるということがデメリットとして挙げられます。
天然皮革は手間ひまかけて作られるという点と、他の製品と比べ数に限りがある点が要因となり、どうしても値段が上がってしまいます。
また、間違ったメンテナンスをしてしまうと、耐久性の高い天然皮革といえども、カビやひび割れが発生することで寿命が短くなってしまいます。
天然皮革は水分や直射日光、乾燥に弱い非常にデリケートな素材です。濡れたままや直射日光に当てて置くのは避け、革専用クリーナーや専用の保湿クリームで適切なメンテナンスをしましょう。
「メンテナンスのしやすさならこれ!」合成皮革(人工皮革)ソファのメリット・デメリット
合皮(合成皮革)とは、ナイロンやポリエステルなどの織物生地に、ポリウレタンや塩化ビニルをはじめとした樹脂層をコーティングした素材です。
また、ほとんどの製品が中国を含む東南アジアで生産され、比較的安価で手に入りやすい素材です。
メリット
合成皮革は、メンテナンスのしやすさと比較的安価な値段がメリットとして挙げられるでしょう。
ジュースや食べ物をこぼしてしまった際には、雑巾でさっと拭き取れば汚れやシミを残さずに片付けることができます。また、頑固な汚れは中性洗剤で拭き取れば大抵の汚れは落とすことが出来るでしょう。
また、前述したように中国を含む東南アジアで大量生産され、手に入れやすい合成皮革は他の素材に比べ安価に購入することができるのがメリットです。
デメリット
素材の寿命に必ず限りがあるという点がデメリットとして挙げられます。
それは、合成皮革の作られ方に要因があります。
合成皮革はビニール素材に色が塗ってあり、表面をウレタン系塗料などでコーティングして作られる素材です。ビニール素材は引っ張れば伸びますが、コーティングされた塗装の部分伸縮率が異なるために剥離が起きてしまいます。
また、素材の性質上劣化すると加水分解と呼ばれる現象を起こし、表面がベタついたり硬化したりしてしまいます。この様な状態になってしまった際には買い替えをおすすめします。
まとめ
メリット | デメリット | |
---|---|---|
ファブリック(布) | ・デザインが豊富・模様替えに最適 | ・耐久性が弱い・汚れが付着しやすい |
天然皮革(本革) | ・耐久性に優れている・寿命が長い | ・高額・メンテナンスに手間がかかる |
合成皮革(人工皮革) | ・メンテナンスが楽・安価 | ・寿命に限りがある |
カンディハウスでは、ファブリックやレザー(本革)の素材をご用意しております。ぜひ、カンディハウス札幌のショールームにてその質感をご体感下さい。
また、下記リンクではソファを13種類のタイプ別に紹介しています。この記事で素材についての知識を身につけた後、次はどの様な形のソファがあるのか知りたいという方におすすめです。
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