ソファの寿命はいつ?買い替え時や素材の違いから寿命を解説
長く使えるように設計されたものを上手にメンテナンスをすれば、ソファは30年以上使用することが出来ます。
以下では、素材や生地の違いによるソファの寿命について紹介しています。この記事を読むことで、ソファの買い替えのタイミングや購入する際に寿命の長いソファを選ぶ基準を知ることが出来ます。
ぜひ参考にしてみて下さいね。
ソファの寿命
長く使えるように設計して作られたソファは30年以上使用することができると言われています。また、量販店で購入できるようなものは最長でも10年程度です。
長く使えるように設計されたものと言っても、使用されている素材やメンテナンス、日の当たり具合など様々な条件があるので、あくまでも目安として捉えていただければと思います。
ソファの買い替えのタイミングは?
ソファは消耗品であり、永久的に使えるものではありません。
ソファの買い替えを見極めるタイミングとしては、以下の4点が挙げられます。
- 破損
- カビ
- 座りごごちの悪化
- 引っ越しや模様替え
破損
ソファの脚が折れるなど破損が生じてしまったり、本革や合皮の生地がボロボロになってしまった際には安全面を考慮すると買い替えのタイミングと言えるでしょう。
特に小さなお子様は、身近に潜んでいる危険に気づきにくいので、早めに買い替えることで未然に怪我や事故を防ぎましょう。
カビ
体調不良やアレルギーを引き起こす可能性があるので、カビを発見した際には買い替えることをおすすめします。
また、カビは木枠で作られたソファを痛ませ破損を生じさせることもあるので注意して使用する様にしましょう。
座りごごちの悪化
ソファの座りごごちが悪くなってきた際にも買い替えのタイミングです。
座りごごちの悪化により、姿勢の悪さや身体に負担がかかってしまう可能性が高まります。
時には、中のクッションやスプリングが破損している場合もあるので取り扱いにも注意しましょう。
引っ越しや模様替え
引っ越しや模様替えの際にも買い替えのタイミングと言えるでしょう。
家の広さや家族の人数、インテリアの統一感に合わせご家庭にぴったりなソファを見つけていきましょう。
寿命の長いソファを選ぶには
寿命の長さだけを考えた場合、「国産でウレタンの密度が高いもの」を選ぶことをおすすめします。
ソファの寿命には様々な要因が関係してきますが、大きく影響を与える要因の一つとして「ウレタン」が挙げられます。
以下では、その要因について詳しく紹介していきます。
ウレタン素材で見るソファの寿命の違い
ウレタンは背もたれや座面に使用されている、クッションの役割を担っている素材です。
ウレタンの中にも様々な種類があり、製造国や種類、密度によっても特徴や耐久性に違いがあります。
国産ウレタンと海外製ウレタン
ウレタンはソファだけで無く、車のシートにも使用されています。
そのことにより、自動車産業が盛んな国々のウレタンの品質は日々進化を遂げ、非常に高いものだと言われています。
日本も世界に誇ることが出来る自動車産業国ですので、国内産のウレタンも品質が高いものとされています。
ですので、自動車産業が盛んで高い技術力がある製造国を選ぶというのも一つの指標であり、より高品質で寿命の長いものを選ぶことができます。
多層ウレタンとは
ウレタンには構造によっても特徴が異なります。
その代表的なものとして多層ウレタンとモールドウレタンがあります。
多層ウレタンとは、比較的リーズナブルでへたりにくいとされているソファに使われている素材です。
下が耐久性の高い固いもの、上には座りごごちの良い柔らかいものを組み合わせたりと、メーカーごとに工夫を凝らして作られています。
多層ウレタンが使用されたソファは、座りやすさとへたりにくさを兼ね備えたソファと言えるでしょう。
モールドウレタンとは
モールドウレタンとは、流線形のソファや椅子に多く使用されている素材です。
完成系の金型にウレタンとなる素材を流し込み、発泡・成形する方法で作られるので複雑な形を形成するのに適しています。
また、製造過程で表面にできるパンの耳のような膜には、高い耐久性があるのが特徴です。ですが、表面の膜が破れてしまうと耐久性の効力が低くなってしまうので、カットして使用するには不向きとされています。
多層ウレタンとモールドウレタンの寿命の違いについては一概には言い難いですが、より高いウレタン密度のものを選ぶことで寿命を延ばしていくことができます。
ウレタンの密度は「密度50D」と言ったように単位はD(Density)で表記され、数値が上がるごとに密度と耐久性が増します。
ですので、より長い寿命を期待される方は50D以上の密度のものを選ぶことをおすすめします。
モールドウレタンについては以下の記事でより詳しく解説しています。
ソファに使われる「モールドウレタン」の特徴やおすすめソファを紹介
生地の種類によるソファの寿命の違い
次に、ソファ表面の生地の種類による寿命の違いについて紹介します。
天然皮革
天然皮革は本物の動物の革を染色した素材です。専用の保湿クリームでお手入れをしてあげれば、20年以上使用することが出来ます。
ですが、お手入れを怠ると人間の肌のように表面がカサカサになり、ひび割れや剥がれ落ちてしまうので注意が必要です。
合成皮革
合成皮革はニットや織物などに樹脂を塗ることで作られる素材で、ものによって大きく品質が変わります。安価なものでは3〜4年、高額で高品質なものであれば6〜10年ほどが寿命と言われています。
コーティングする樹脂に塩化ビニルを使用しているものは劣化すると表面がカチカチになり、ボロボロと剥がれ落ちてしまいます。ポリウレタンを使用しているものは、加水分解を起こして表面がベトベトになったり、ボロボロと剥がれ落ちたりしてしまうのでコストとのバランスを見て購入することをおすすめします。
ファブリック(布)
ファブリックとは、布製品のことです。
皮革の様に明らかな劣化を見極めることは難しいですが、一般的には6〜10年が寿命と言われています。
天然皮革よりは寿命は短いですが、カバーを取り外せるカバーリングタイプであればクリーニングをしたり予備のカバーに交換することで、寿命を伸ばしていける可能性が高まります。
ソファの素材については以下の記事でより詳しく解説しています。
ソファの素材「ファブリックとレザー」のメリット・デメリットを徹底比較
ソファの寿命も伸ばせる!カンディハウス札幌のソファ
カンディハウス札幌では、掛け心地と品質にこだわったソファを数多く取り扱っております。また、ライフスタイルファニチャーブランドのアルフレックスジャパンの北海道総代理店として、「上質な快適」をお届けするソファを販売しています。
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ソファでは張地の張り替えや、ウレタンの交換をすることができます。
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カンディハウスのレストア(修理・再生)についてはこちら アルフレックスジャパンのメンテナンスについてはこちらまとめ
ソファの買い替えタイミング | 破損、カビ、座りごごちの悪化、引っ越しや模様替え |
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寿命の長いソファを選ぶには | 国産ウレタンの密度が高いもの 生地は天然皮革を使ったもの |
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