ナチュラルモダンリビング|洗練された空間デザインの法則

やわらかな木のぬくもりと、洗練された印象が調和する「ナチュラルモダン」なリビング。
その空間を美しく仕上げるためには、素材の質感や色のトーン、光の演出といった細部へのこだわりが欠かせません。
今回は、上品で心地よいリビングをつくる6つのデザインルールを中心に、カンディハウスの〈消炭シリーズ〉や、空間を引き立てるおすすめの照明を3つ厳選してご紹介します。
本記事をぜひ最後までお読みいただき、日々の上質な暮らしを叶えるヒントを得ていただければ幸いです。
カンディハウス札幌では、お客様の理想をカタチにするインテリアプランニングサービスもご用意しております。家具やカーテン、照明から壁面タイルや間仕切り変更まで、空間全体をトータルでコーディネート。お客様のライフスタイルに合わせた、特別な空間づくりをお手伝いいたします。
ナチュラルモダンなリビングを叶えるデザインルール

ナチュラルモダンなリビングを作るには、次の6つのポイントを意識することが大切です。
- 自然素材×直線デザインで“ナチュラル×モダン”を両立する
- アースカラーを基調にトーンをそろえる
- 素材感をそろえて調和を生む
- 家具の高さバランスを意識して空間を整える
- 照明とグリーンで温かみをプラスする
- 引き算の美学で洗練された印象に仕上げる
以下で、それぞれの詳細について解説します。
自然素材×直線デザインで“ナチュラル×モダン”を両立する
無垢材やファブリックなどの自然素材をベースに、無機質で直線的なフォルムの家具を掛け合わせることで、美しいバランスを保つことができます。
自然の風合いが持つ安らぎと、モダンデザイン特有のシャープな印象の両立こそが、ナチュラルモダンなリビングにふさわしい構成と言えるでしょう。
アースカラーを基調にトーンをそろえる
ナチュラルモダンの上質さを引き立てるのは、自然の風景を思わせる穏やかな色調です。
ベージュやグレー、ブラウンといったアースカラーを基調にまとめることで、空間に安らぎをもたらします。
ポイントは、色の「トーン(明度・彩度)」をそろえること。
家具や床、壁、ファブリックの色味を近づけることで、全体に統一感が生まれ、空間が広く見える効果もあります。
そのうえで、クッションやアート、グリーンなどにアクセントカラーを1〜2色だけ加えると、控えめながらも印象的な空間に。
素材感をそろえて調和を生む
上質な空間づくりで大切なのは、家具やインテリアの素材感をそろえることです。
木目やファブリックの質感を統一すると、部屋全体にまとまりが生まれ、落ち着いた印象に仕上がります。
同じ木製家具でも、色味や質感が異なると統一感が損なわれてしまいます。
もし迷う場合は、同じシリーズで揃えると安心です。
異なるブランドで選ぶ場合は、木の色味や質感をしっかり見比べ、似た雰囲気のものを選ぶようにしましょう。
たとえば、リビングテーブルとソファの脚を同じ木種に合わせたり、アクセントとしてスチール脚の家具をいくつか取り入れて統一感を出すのも効果的です。
色味だけでなく、素材の統一を意識することで、空間全体がぐっと洗練され、ワンランク上のナチュラルモダンに仕上がります。
家具の高さバランスを意識して空間を整える
洗練された印象のリビングをつくるには、空間の使い方が大切です。
ソファやローテーブル、テレビボードなどの高さをそろえると、視線の流れが整い、すっきりとした印象になります。
低めの家具を中心にレイアウトすると、天井が高く感じられ、部屋全体がより広々と見える効果も。
また、背の高い家具を置く場合は、入口付近に配置し、奥に向かって高さを下げるようにすると、自然な奥行きと開放感が生まれます。
高さのバランスを意識して配置することで、空間がより美しくまとまり、居心地のよいリビングに仕上がります。
照明とグリーンで温かみをプラスする
照明は、間接照明やフロアランプなどを組み合わせた多灯使いがおすすめです。
光と陰影が重なり合うことで奥行きが生まれ、素材の質感がより美しく引き立ちます。
電球色やウォームホワイトの光を選ぶと、木のぬくもりやファブリックの優しい風合いが際立ち、穏やかな空間に。
仕上げに観葉植物を取り入れることで、自然の潤いと癒しの要素が加わります。
光とグリーンが調和した空間は、ナチュラルモダンらしい温かみと品格を兼ね備えた、心地よいリビングを演出してくれるでしょう。
引き算の美学で洗練された印象に仕上げる
ナチュラルモダンの美しさを際立たせるには、「引き算の法則」を意識しましょう。
家具は必要以上に置かず、余白を活かして配置することで、開放感と落ち着きが生まれます。
たとえば、形の美しい照明を主役に据えたら、他の要素は控えめに。
アートや小物などの装飾も、必要なものだけ厳選し、バランスを意識して配置すると、空間全体がぐっと上質に整います。
カンディハウス「消炭シリーズ」
カンディハウスが手がける「消炭(けしずみ)シリーズ」は、北海道産ニレ材などの無垢材を活かし、光の角度や木目によって表情が変わる奥行きのある仕上げが魅力です。
控えめながら確かな存在感を放ち、空間に静かな美しさを添えてくれます。
ナチュラルモダンなリビングでは、明るい木やファブリックと組み合わせることでコントラストが生まれ、上質で洗練された雰囲気に。
自然素材のぬくもりとモダンな陰影を調和させる、唯一無二のシリーズです。
クォード リビング(15) テーブル 消炭|カンディハウス

こちらは、伝統色“消炭”仕上げが静かな存在感を放つローテーブルです。
木目を活かした深みのある黒が、光の角度で表情を変え、上質な陰影を演出。
職人技の三方留め接ぎによる端正な脚部も特徴です。
ナチュラルモダンなリビングでは、明るい木やファブリックと組み合わせることで空間を引き締め、落ち着きのある美しさに。
ATILLA LUX リビング サイドテーブル 40×40 消炭

カンディハウスの「ATILLA LUX リビング サイドテーブル」は、直線的で無駄のない美しいデザイン。
すっきりとしたフレーム構造と程よい高さが使いやすく、ソファ横やベッドサイドなど多用途に活躍します。
黒みを帯びた木の質感がアクセントとなり、ナチュラルモダンならではの明るいインテリアに上品な陰影と落ち着きをプラス。
自然素材のぬくもりとモダンな直線美が調和する、洗練された一台です。
クォード リビング(15) アームレス 消炭|カンディハウス

カンディハウスの「クォード リビング(15) アームレス 消炭」は、低重心で端正なシルエットが美しいソファ。
北海道産ニレ材を用いたフレームには、深みのある“消炭色”の塗装を施し、木の質感を生かしながらモダンな印象に仕上げています。
肘掛けをなくした軽やかなフォルムと、厚みのあるクッションが生む柔らかな座り心地が特徴。
明るいファブリックと黒の木部のコントラストがアクセントとなり、ナチュラルモダンな空間との相性も抜群です。
ナチュラルモダンなリビングを作る、おすすめの照明3選
172(デザイン:ポール・クリステンセン)|LE KLINT(レクリント)

LE KLINT(レ・クリント)の「172」は、デンマークのデザイナー、ポール・クリステンセンによる代表作。
1971年の発表以来、波のように連なる曲線フォルムが象徴的で、光をやわらかく拡散する美しいペンダントランプです。
手折りによる立体的な陰影が空間に奥行きを生み、穏やかな光がリビングを包み込みます。
軽やかな白のシェードと有機的なフォルムが、木やファブリックなど自然素材と調和し、ナチュラルモダンなインテリアに上品なアクセントを添えます。
流行に左右されない普遍的なデザインも魅力です。
375(デザイン:エスベン・クリント)|LE KLINT(レクリント)

LE KLINT(レ・クリント)の「375」は、デンマークの名匠エスベン・クリントによるデザインをもとにしたテーブルランプ。
職人の手で折り上げられたプリーツシェードが光をやわらかく拡散し、心地よい明かりを演出します。
オーク材のベースと真鍮のアクセントが自然素材のぬくもりとモダンな洗練を両立し、ナチュラルモダンなリビングにぴったり。
木の質感や柔らかな光が空間にやさしさと上質感をもたらし、飽きのこないタイムレスなデザインとして長く寄り添います。
PH5(デザイン:ポール・ヘニングセン)|Louis Poulsen

Louis Poulsen(ルイスポールセン)の「PH5」は、デンマークの照明デザイナー、ポール・ヘニングセンが1958年に設計した名作ペンダントライト。
重なり合う複数のシェードが光を反射・拡散し、眩しさを抑えながら空間をやわらかく包み込みます。
曲線的で美しいフォルムと上品な光が、木やファブリックなど自然素材と調和し、ナチュラルモダンなリビングに心地よい洗練をプラス。
機能性とデザイン性を兼ね備えた普遍的な照明として、長く愛され続けています。
カンディハウス札幌のインテリアプランニング

カンディハウス札幌では、家具一つひとつの提案にとどまらず、空間全体の調和を見据えたインテリアプランニングを行っています。
国内外の上質なブランドを取り扱い、照明・素材・レイアウトまで含めてトータルに設計。
リビングを中心に、暮らしの動線や光の入り方まで丁寧にシミュレーションしながら、理想の空間を形にしていきます。
資料請求で、理想の空間をより具体的に
資料請求をしていただくと、カンディハウス札幌のインテリアプランニングの詳細やプランニング事例を、間取り図、写真、イメージなどを交えたコーディネート集をお送りさせていただきます。
- インテリアプランニングの詳細資料: サービス内容、プランニングの流れなどを詳しく解説。
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資料請求は無料です。お気軽にお問い合わせください。
詳しくはこちらまとめ
上質な木の質感、やわらかな光、整えられた余白――。
ナチュラルモダンなリビングは、細部までのこだわりが空間の美しさを決めます。
6つのデザインルールを通して、自分らしい上質な暮らしのイメージが見えてきたのではないでしょうか。
心が静かに満たされるリビングで、日々の時間を丁寧に味わってみませんか。
札幌市中央区双子山にある「カンディハウス札幌」は、旭川に本店を置くカンディハウスの独立店です。ショールームでは、カンディハウスの製品に限らず、arflex・Molteni&Cなどの海外ブランドも幅広くあり、それぞれの生活シーンをイメージした家具のセットアップを展示しております。ご来店の際には、実際に見て座っていただき、一流の職人が手掛けた無垢材家具の魅力をご堪能ください。
またカンディハウスでは家具のオーダー/セミオーダーのサービスを承っております。お気軽にご相談くださいませ。
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