フォスカリーニの照明16種 | イタリアの伝統的なクラフトマンシップが息づく照明の数々。
1981年、イタリアのヴェネツィアで誕生したフォスカリーニ(FOSCARINI)は、照明を通して空間をドラマティックに彩る、世界的に有名なブランドです。ヴェネツィアン・グラスの伝統的なクラフトマンシップを継承しつつ、炭素繊維など現代的な素材やテクノロジーを積極的に取り入れることで、革新的な照明を生み出しています。
代表作として、パトリシア・ウルキオラ&エリアナ・ジェロットによる「カボシェ」(Caboche)、マーク・サドラーの「ツィギー」(Twiggy)、カリム・ラシッドの「ブロブ」(Aplomb)などが挙げられます。
この記事では、代表作を含めたフォスカリーニの照明のラインナップを16種ご紹介します。
札幌市中央区双子山にある「カンディハウス札幌」は、フォスカリーニをはじめとしたデザイナーズ照明を多数取扱っておりますので、お気軽にご相談ください。
Caboche
パトリシア・ウルキオラとエリアナ・ジェロットのデザインによる「カボシェ」は、まるで宝石箱を思わせるような美しい照明です。そのインスピレーションは、1930年代の子供たちが身に着けた、キラキラと輝くプラスチック製のブレスレットに由来しています。
新開発のLED光源と、透明度が増したアクリル球の組み合わせによって、より深みのある光を放つ「カボシェ プラス」に生まれ変わりました。無数の球体が光を拡散させ、空間全体を柔らかな光で満たします。まるで、空に無数の星が瞬いているように、見る角度によって表情を変える光の演出は、まさに息をのむ美しさです。
Twiggy
2006年のデビューから世界中でロングセラーを記録している「Twiggy」。いまやフォスカリーニのアイコン的存在となりました。釣り竿からインスパイアされた美しい曲線は、デザイナーのマーク・サドラー氏によるもの。大きなシェードからは、下方向への直接光と上方向への間接光が柔らかく広がり、空間を優しく照らします。シェードの角度を調整することで、光の広がり方を自在にコントロールでき、様々なシーンに合わせた演出が可能です。
SPOKES
フォスカリーニの「Spokes」は、自転車のスポークをモチーフにした、独創的なペンダント照明です。無数の細いアームが放射状に広がり、まるで鳥かごやランタンのような繊細なフォルムを描きます。
LED光源が放つ温かい光は、アームの間を通り抜け、壁や天井に美しい陰影を映し出します。その陰影は、まるで光と影が織りなす繊細なレース模様のよう。空間全体に柔らかな光と陰影のコントラストを生み出し、奥行きのある美しい空間を演出します。
Aplomb
「aplomb」とは、冷静沈着という意味。その名にふさわしい、重厚感と洗練されたデザインが特徴のペンダントランプです。
イタリアのマンホールメーカーとの共同開発により生まれたコンクリート製のシェードは、フォスカリーニの革新的な技術と職人たちの情熱が結集した結果です。厚みのあるコンクリートは、光を優しく拡散させ、空間を温かい光で包み込みます。
一つひとつ手作業で作られるため、コンクリートの気泡や色合いは個体ごとに異なり、まるで自然が生み出した芸術作品のよう。日中の自然光に照らされると、その素材感が際立ち、より一層美しい表情を見せてくれます。
Birdie
「Birdie」は、鳥が枝に止まっている姿を模した、愛らしいフォルムのペンダントライトです。まるで自然の一部を切り取ったかのようなデザインは、空間に温もりと安らぎをもたらします。
木の枝を思わせる支柱と、葉っぱのようなシェードが織りなす繊細なシルエットは、見る人の心を和ませます。光が透過するシェードからは、柔らかな光がこぼれ出し、空間を優しく照らします。
Big Bang
「Big Bang」は、その名のとおり宇宙の誕生を彷彿とさせる、ダイナミックで独創的なペンダント照明です。無数の透明なアクリルプレートが複雑に重なり合い、まるで宇宙空間を漂う星雲のような幻想的な美しさを生み出します。
光源からの光がアクリルプレートに反射、屈折し、空間全体に複雑で美しい陰影を作り出します。まるで現代アート作品のような、ダイナミックで躍動感のある光と影の演出は、見る者の心を捉えて離しません。
その存在感は圧倒的で、どんな空間にも個性的なアクセントを加えます。美術館やギャラリーのような洗練された空間はもちろん、モダンなリビングやダイニングなど、幅広い空間にマッチします。高い天井の空間に設置すると、そのスケール感が際立ち、より一層ドラマチックな空間となるでしょう。
CHOUCHIN
提灯をモチーフに、現代風にアレンジしたペンダントランプです。 光を放つ部分以外をカラフルな光沢塗装で仕上げた「チョウチン」、部分を逆に見た「チョウチン・リバース」、シェード全体を白で統一した「チョウチン・ビアンコ」の3つのバリエーションがあります。
ALLEGRETTO
音楽からインスピレーションを受けたペンダント照明「ALLEGRETTO」は、「やや快速に」という意味を持つ音楽用語から名付けられました。調和のとれたロッドが織りなす繊細なフォルムが、それぞれ異なる表情を持つ光と影を描き出し、空間を個性的に彩ります。
RITUALS
「RITUALS」は、東洋の伝統的な灯りとヴェネツィアの吹きガラスという、一見すると異なる二つの文化が融合した、独創的な照明シリーズです。この独特の模様は、ヴェネツィアの伝統的な吹きガラスの技法によってひとつひとつ丁寧に手作業で作られています。和紙の提灯のように柔らかく広がる光は、温かみがあり、どんな空間にも優しく馴染みます。
BUDS
「BUDS」の名前の通り、“花の蕾”をモチーフにデザインされペンダント照明です。1000年の歴史を持つイタリアのベネチアングラスの伝統的な技法を用いて、熟練の職人が一つひとつ手作業で作り上げています。5層の吹きガラスを重ねて作られたシェードは、まるで花びらが重なり合う様子を表現しているかのよう。光を透過させると、柔らかな陰影が生まれ、見る人を魅了します。
SATELLIGHT
衛星からインスパイアされた「SATELLIGHT」は、乳白色の球形の光源が幻想的な照明です。ハンドメイドで作られたガラスの温かみと、光が作り出す陰影が、空間に奥行きを与えます。乳白色の光源が放つ柔らかな光は、直接視界に入らず、目に優しいのが特徴です。透明なガラスのカバーが、その光を優しく包み込み、空間全体を温かい光で満たします。シンプルなデザインでありながら、その存在感は抜群で、どんな空間にもモダンなアクセントを加えてくれます。
GREGG
「GREGG」のデザインは、川の流れによって丸みを帯びた石をイメージしています。不規則なラインが描くアシンメトリーなフォルムは、熟練のガラス職人がフリーブローという技法を用いて、一つひとつ手作りされたものです。それぞれのランプが見る角度によって表情を変え、空間に躍動感をもたらしてくれます。
LUMIERE NUANCES
「LUMIERE NUANCES」は、伝統的なナイトランプを現代的なデザインで再解釈した、個性的なテーブルランプです。デザインを手掛けたのは、プロダクトデザイナーとして名高いロドルフォ・ドルドーニ。
アルミニウム製の三本脚のスタンドに、吹きガラスのシェードを組み合わせたシンプルな構造ながら、その有機的なフォルムは見る人を魅了します。
点灯時と消灯時で全く異なる表情を見せる、吹きガラス製のシェード。点灯時には、シェードの内側から柔らかな光が漏れ出し、空間を温かい雰囲気で包み込みます。一方、消灯時には、オブジェとしての美しさを楽しめるでしょう。
ANISHA
空洞のある大胆なデザインの「ANISHA」は、ゆるやかなラインのフレームが特徴的な、洗練されたスタンド照明です。光源をフレーム内に隠すことで、流れるような輪郭線が際立ち、シンプルながらも存在感のあるデザインとなっています。
MITE
「MITE」は、革新的な素材と洗練されたデザインが融合した、未来的なフロアランプです。その革新的なデザインと高い技術力が評価され、2001年にイタリアの権威あるデザイン賞であるコンパッソ・ドーロを受賞しました。
シェードには、黒の炭素繊維糸と黄色のケブラーがファイバーグラスとミックスされた、特殊な素材が使用されています。この素材は、高い強度と美しい光沢を兼ね備えており、シェードに独特の深みと立体感を与えています。同時に、シェードの上部からは直接光が天井を照らし、空間全体を明るく照らします。この間接光と直接光の絶妙なバランスが、心地よい空間を作り出します。
TRESS
「TRESS」は、光と影が織りなす、有機的な美しさを楽しめるフロアスタンドです。その独特なフォルムと温かみのある光が、空間に癒しを与えてくれます。
こだわりのシェードは、リボン状に編みこまれたファイバーグラスとレジンテープです。点灯時には、ランダムに編み込まれたディフューザーから柔らかな光が。この不規則な編み込みが、壁や天井に美しい影を映し出し、空間を幻想的な雰囲気に包み込みます。
まとめ
札幌市中央区双子山にある「カンディハウス札幌」は、今回ご紹介したフォスカリーニをはじめとしたデザイナーズ照明を多数取扱っておりますので、お気軽にご相談ください。
またショールームでは、カンディハウスの製品に限らず、arflexのみならずMolteni&Cなどの海外ブランドも幅広く展示しており、それぞれの生活シーンに合わせた家具をご提案しております。ご来店の際には、実際にご体感いただき、一流の職人が手掛けた家具の魅力をご堪能ください。
ご来店の際には事前のご予約をいただきますと、スムーズなご案内が可能です。
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住所 | 札幌市中央区双子山4-1-10 |
Tel | 011-511-0303 |