モルタルの床に美しく調和する家具選び。洗練された空間をつくるインテリアのポイント

モルタルの床は、素材そのものが持つ無機質な表情と、シンプルで洗練された佇まいが魅力です。新築やリノベーションでも取り入れられることが多く、家具の合わせ方によってさまざまな空間づくりを楽しめます。
一方で、「どんな家具を合わせれば冷たい印象にならない?」「上質な空間に仕上げるにはどうしたらいい?」と悩まれる方も少なくありません。
モルタルの魅力を生かすためには、床だけでなく、家具やラグ、照明まで含めた空間全体のバランスを考えることが大切です。
この記事では、モルタルの床に調和する家具の選び方や、おすすめのインテリアスタイル、心地よく暮らすためのポイントをご紹介します。
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モルタルの床がもたらす、洗練された空間の魅力
モルタルの床は、シンプルでありながら存在感があり、住まい全体に洗練された雰囲気をもたらします。
光の当たり方や仕上げによってさまざまな表情を見せるため、木の家具やファブリックとの組み合わせによって、自分らしい空間づくりを楽しめることも魅力です。
ここでは、モルタルならではの美しさと、インテリアに取り入れることで生まれる空間の魅力をご紹介します。
無機質さと豊かな表情を併せ持つ、上質な佇まい
モルタルの床は、グレーを基調とした落ち着いた色合いと、手仕事ならではの繊細な風合いが魅力です。
一見すると無機質な印象ですが、光や時間帯によって濃淡や質感がやわらかく変化し、住まいに豊かな表情をもたらします。
なかでも木の家具や自然素材を合わせると、モルタルの静かな存在感が引き立ち、空間にほどよい温もりが生まれます。
オークやタモなら軽やかでやさしい印象に、ウォールナットなら落ち着きのある上質な雰囲気に仕上がるなど、家具との組み合わせによって暮らしの表情を楽しめる素材です。
空間に広がりを生む、シームレスな美しさ
モルタルの床は、継ぎ目が少なく、床面をすっきりと見せられることも特徴です。
視線が自然と奥まで抜けるため、リビングやダイニングをより広々と感じられます。
装飾を抑えたシンプルな床だからこそ、家具のフォルムや木の質感、張地の質感といった一つひとつのディテールが際立ち、選んだ家具そのものの美しさを引き立ててくれます。
大きな窓から差し込む光や間接照明とも調和しやすく、時間の移ろいとともに変わる住まいの表情をゆったりと楽しめるでしょう。
モルタルの床と木の家具を美しく合わせる考え方

モルタルの床は、合わせる木の家具によって空間の印象が大きく変わります。
同じグレーの床でも、明るく軽やかな雰囲気にも、落ち着きのある上質な住まいにも仕上げられるため、暮らしのイメージに合わせて選ぶことが大切です。
ここでは、モルタルの床と調和しやすい木の家具や、心地よい空間づくりのポイントをご紹介します。
オークやタモで明るく穏やかな印象に
オークやタモなどの明るい木色は、モルタルのグレーに自然な温もりを添えてくれます。
床の無機質な質感と木のやわらかな風合いがほどよいコントラストを生み、すっきりとしながらも穏やかな印象に仕上がります。
特に、明るい木のダイニングテーブルやチェアを合わせることで、モルタルの持つシャープさがやわらぎ、軽やかで居心地のよい空間をつくることができます。
さらに、リネンなどの自然素材や、アイボリー、ベージュといったニュートラルカラーのファブリックを取り入れると、木とモルタルの異なる素材感が自然につながり、空間全体に統一感が生まれます。
ウォールナットで深みのある住まいに

ウォールナットは、深みのあるブラウンと美しい木目が特徴の木材です。
モルタルの床と合わせることで、お互いの素材感が引き立ち、落ち着きと品のある空間が生まれます。
ソファやダイニングテーブルなど、空間の中心となる家具にウォールナットを取り入れると、モルタルの無機質な表情に木の温もりと深みが加わり、落ち着きのある上質な佇まいをつくることができます。
また、ウォールナットは照明との相性もよく、暖色系の光を合わせることで、豊かな木目や色合いがより印象的に。昼間とは異なる、穏やかでくつろぎのある雰囲気を楽しめます。
床と家具の間をラグでやわらかくつなぐ

モルタルの床と木の家具の間にラグを取り入れると、異なる素材をやわらかくつなぎ、空間全体のバランスを整えることができます。
アイボリーやグレージュなど落ち着いた色合いを選ぶと、モルタルの洗練された印象を保ちながら、足元に温もりを添えられます。また、色だけでなく、ウールなど表情のある素材を取り入れるのもおすすめです。モルタルの硬質な質感とのコントラストが生まれ、シンプルな空間にも奥行きを与えてくれます。
リビングではソファの前、ダイニングでは空間をゆるやかに区切るように敷くことで、くつろぎの場所がより心地よく感じられるでしょう。
家具の脚元に床が見える余白を残す
継ぎ目が少なく、すっきりと広がるモルタルの床。その美しさを生かすには、家具で床面を覆いすぎず、ほどよく余白を残すこともポイントです。
脚元がすっきりとしたソファやチェア、テレビボードなどを選ぶことで床面が自然と見え、視線が奥へと抜ける軽やかな印象につながります。
また、家具を詰め込みすぎず、一つひとつの家具の間にも適度な距離を設けることで、フォルムや素材の美しさもより際立ちます。
モルタルそのものの質感をインテリアの一部として見せながら家具を配置することで、余白のある洗練された空間に仕上がります。
モルタルの床を生かした5つのインテリアスタイル

モルタルの床は、合わせる家具やファブリックによってさまざまな表情を楽しめます。
素材や色の組み合わせを少し意識するだけで、落ち着いた住まいにも、洗練されたモダンな空間にも仕上がるのです。
ここでは、モルタルの床と相性のよい5つのインテリアスタイルをご紹介します。
1.ナチュラルモダン|木の家具とグレージュを重ねる
ナチュラルモダンは、モルタルの床が持つすっきりとした印象に、木やファブリックの温もりを重ねたスタイルです。
オークやタモなどの明るい木色をベースに、グレージュやアイボリーなどのニュートラルカラーを合わせることで、洗練されながらもやわらかな印象に仕上がります。
空間づくりでは、次のような組み合わせを意識すると、やさしい雰囲気にまとまります。
- オークやタモなど、明るい木色の家具を選ぶ
- ソファやラグはグレージュやアイボリーでまとめる
- リネンやコットンなど自然素材のファブリックを取り入れる
- 観葉植物をアクセントとして添える
モルタルと木、それぞれの素材が引き立ち、毎日の暮らしに自然となじむ穏やかな空間が生まれます。
2.シンプルモダン|白・グレー・黒で端正に整える
モルタルの床を主役にしたい方には、色数を抑えたシンプルモダンもよく似合います。
白・グレー・黒を中心に構成し、家具のフォルムや素材を厳選することで、余白を感じる端正なインテリアに仕上がります。
- 白・グレー・黒を基調に配色をまとめる
- 直線を生かしたシンプルなデザインの家具を選ぶ
- ガラスや金属素材をアクセントとして取り入れる
- 間接照明でやわらかな陰影をつくる
すっきりと整った空間は、時間帯によって変わるモルタルの表情もより美しく感じられます。
3.ホテルライク|深い木色と穏やかな光を添える
落ち着きと上質感のあるホテルライクなインテリアには、モルタルのグレーにウォールナットなどの深い木色を合わせるのがおすすめです。
さらに、ベージュやブラウンのファブリック、暖色系の照明を重ねることで、重厚感がありながらもくつろぎを感じられる雰囲気に整います。
- ウォールナットなど深みのある木の家具を選ぶ
- ベージュやブラウンのファブリックを合わせる
- フロアランプやテーブルランプで暖色の光を取り入れる
- クッションやブランケットでやわらかな質感を加える
昼は自然光、夜は穏やかな照明が木の美しさを引き立て、一日の終わりをゆったりと過ごしたくなる住まいへとつながります。
4.インダストリアル|鉄や革をアクセントに取り入れる
モルタルの床は、鉄や革とも相性のよい素材です。
ただし、異素材を多く取り入れすぎると重たい印象になることもあるため、アクセントとして生かすと心地よいバランスに仕上がります。
取り入れる際は、素材の配分を意識するとまとまりやすくなります。
- ブラックスチールの脚を使った家具を選ぶ
- レザーのチェアやクッションをアクセントにする
- 木の家具を組み合わせて温もりを添える
- ブラックの照明や小物を少量取り入れる
モルタルの素材感を生かしながら、木の温もりをバランスよく加えることで、無骨になりすぎない洗練されたインダストリアルスタイルを楽しめます。
5.ジャパンディ|低い家具と自然素材を合わせる
ジャパンディは、日本の住空間に見られる簡素な美しさと、北欧の温もりを融合したインテリアスタイルです。
モルタルの静かな質感とも相性がよく、低めの家具や自然素材を組み合わせることで、余白を生かした落ち着きのある空間に仕上がります。
- 座面や天板が低めの家具を選ぶ
- 木や籐、和紙など自然素材を取り入れる
- ベージュや生成りなど落ち着いた色合いでまとめる
- 飾るものを厳選し、余白を大切にする
家具の高さや配置を整え、床面をほどよく見せることで、モルタルの広がりと素材感もより印象的に。静けさと温もりが共存する、端正な住まいをつくることができます。
モルタルの床と長く心地よく暮らすために

モルタルの床は、時間とともに表情が変わることも魅力のひとつです。
心地よい住まいを長く楽しむためには、素材ならではの特徴や、お手入れの方法をあらかじめ知っておくと安心です。
ここでは、モルタルの床と心地よく付き合うために知っておきたいポイントをご紹介します。
細かなひび割れや色むらが生じることがある
モルタルは職人が一面ずつ仕上げる素材のため、色の濃淡や模様には一つひとつ違いがあります。
また、乾燥や気温の変化などによって細かなひび割れが生じることもあります。
こうした変化は、品質に問題があるというよりも、素材が持つ自然な表情の一部として親しまれているモルタルの特徴です。
同じ模様が二つとないことも、モルタルならではの魅力といえるでしょう。
足元の冷たさや硬さは、暮らし方に合わせて整える
モルタルは熱を伝えやすい素材のため、季節によっては足元にひんやりとした感触を覚えます。
また、フローリングと比べると硬さを感じやすい素材でもあります。
リビングであればラグを敷いたり、長い時間立つキッチンではマットを取り入れたりすると、足元の心地よさが高まります。
床暖房に対応した仕様を選べる場合は、冬の暮らしをより快適に整えられるでしょう。
お手入れ方法は仕上げやコーティングに合わせる
モルタルの床は、仕上げやコーティングの種類によって、お手入れの方法が異なります。
普段は乾拭きや掃除機が中心でも、水拭きができるものや、専用のメンテナンス剤が適しているものもあります。
美しい風合いを長く楽しむためには、施工会社やメーカーが案内しているお手入れ方法を確認しておくと安心です。
日々のお手入れを素材に合わせることで、モルタルならではの質感をより長く楽しめます。
本物のモルタルとモルタル調床材を暮らしから選ぶ
モルタルの床には、セメントを塗り仕上げる本物のモルタルと、その質感を再現したモルタル調床材があります。
一見すると似ていますが、それぞれ特徴が異なるため、暮らし方に合わせて選ぶことが大切です。
| 項目 | 本物のモルタル | モルタル調床材 |
|---|---|---|
| 特徴 | セメントを塗って仕上げる床。職人の手仕事によって一つひとつ表情が異なる | フローリングやフロアタイル、クッションフロアなどでモルタルの質感を再現した床材 |
| 見た目 | 色むらやコテ跡など、素材ならではの風合いを楽しめる | モルタルらしい色合いや質感を取り入れながら、均一な仕上がりになりやすい |
| メンテナンス | 仕上げやコーティングに合わせたお手入れが必要 | 水拭きできる商品も多く、日常のお手入れがしやすいものがある |
| 向いている方 | 素材の風合いや経年変化を楽しみたい方 | モルタルの雰囲気を取り入れながら、機能性やお手入れのしやすさも重視したい方 |
どちらが優れているということではなく、ご家族の暮らし方や、住まいでどのような時間を過ごしたいかによって心地よい選択は変わります。
素材の魅力だけでなく、毎日の暮らしまで思い描きながら選ぶことで、長く愛着を持てる住まいにつながるでしょう。
上質な暮らしの空間づくりに|カンディハウス札幌のインテリアコーディネート
モルタルの床は、家具や照明、ラグなどとの組み合わせによって、住まいの印象が大きく変わります。
だからこそ、家具だけを選ぶのではなく、空間全体の調和まで考えることが、長く心地よく暮らせる住まいにつながります。
カンディハウス札幌では、それぞれの魅力を生かしながら、お客様の理想の暮らしに寄り添ったコーディネートをご提案いたします。
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まとめ
モルタルの床は、無機質な美しさと豊かな表情を兼ね備えた、存在感のある床材です。
合わせる家具やラグ、照明によって印象は大きく変わり、木の温もりを添えることで、洗練された中にも心地よさを感じられる空間が生まれます。
また、本物のモルタルとモルタル調床材にはそれぞれ異なる魅力があるため、見た目だけでなく、日々の暮らし方まで思い描きながら選ぶことも大切です。
カンディハウス札幌では、家具選びだけでなく、住まい全体の調和を考えたインテリアコーディネートをご提案しています。
モルタルの床を生かした空間づくりをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。
札幌市中央区双子山にある「カンディハウス札幌」は、旭川に本店を置くカンディハウスの独立店です。
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