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北欧ペンダントライトの名作 | ブランド5社の代表作をご紹介します。

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デザイナーズ照明の金字塔ともいうべき北欧モダンは、20世紀初頭に端を発し、世界中に多大な影響を与えました。アルバヴァ・アアルト、アルネ・ヤコブセン、コーア・クリント、ポール・ヘニングセンなどの名だたるデザイナーたちが手がけた照明は、いまもなお愛され続けています。

この記事では、北欧ペンダントライトの名作を、「Louis Poulsen」「LE KLINT」「artek」「JAKOBSSON LAMP」「Fritz Hansen」のメーカー5社から厳選してご紹介します。

「カンディハウス札幌」は、北欧メーカーのペンダントライトをはじめとする、ご用意に応じてお取り寄せ可能なデザイナーズ照明を取り扱っておりますので、ご興味のある方はぜひお問い合わせください。

Louis Poulsen

ルイスポールセンは1874年に設立されたデンマークの老舗照明メーカーです。“近代照明の父”ことポール・ヘニングセンは長年にわたりルイスポールセンと共同製作を行い、「PH5」などの世界的傑作を生み出しました。

アルネ・ヤコブセンの「AJ フロア」も有名です。今日においても、数々の著名なデザイナーたちと共に、普遍的かつ高品質なプロダクトを世に送り続けています。

PH5

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1958年に誕生した、ポール・ヘニングセンの歴史的傑作です。ヘニングセンは、美術的な美しさではなく、日常生活の中で実用的な美しさを求めていました。

彼の情熱は、光のまぶしさである「グレア」を緩和し、日常の生活に調和する照明を追求することにありました。

その成果の1つが「PH5」でした。秘密は「3シェードランプシステム」にあります。このシステムは、対数螺旋の原理をシェードの内部に応用することで、長年にわたって未解決だったグレアの問題に終止符を打ちました。

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PH Snowball

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ポール・ヘニングセンが1958年に発表した北欧ペンダント照明の傑作です。デンマーク財務相の建築をはじめ、多くの公共空間で採用されており、その存在感を放っています。

8枚のマルチシェードが織りなす繊細な光の表情は、まるで“スノーボール”が溶けていくように、空間を柔らかく包み込みます。

実は、誕生初期は、その斬新なデザインから製品化には至りませんでした。しかし、1983年に販売が開始されると、その美しい陰影と優れた機能性で世界中の人々を魅了し、瞬く間に愛されるペンダントライトとなりました。

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Patera パテラ

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自然界からのインスピレーションを大切にするデンマークの精鋭デザイナー、オイヴィン・スロット(Oivind Alexander Slaatto)が手がけたペンダントライトです。テーマは“現代のシャンデリア”。

フィボナッチ数列の数学に基づいた緻密な設計がほどこされ、無数のダイアモンド型セルが織りなす複雑な構造は、まばしさのない、柔らかく均一な光を360度に広げます。見る人の位置によって様々な表情を見せてくれます。

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VL45 Radiohus Pendant

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デンマークの建築家ヴィルヘルム・ラウリッツェン(Vilhelm Lauritzen)によるペンダントライトです。

ラウリッツェンの建築は「デンマーク放送局」(通称:ラジオハウス。1941年竣工)がきわめて有名ですが、「VL45 ラジオハウスペンダント」は、その際に誕生しました。

強力な下向きの直接光で下の物体を明瞭に照らし、乳白色ガラスを通した柔らかいトーンの光で空間を照らすという2つの機能を兼ね備えています。

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LE KLINT

レクリントは、1943年創業のデンマークを代表する老舗照明メーカーです。北欧モダンデザインの夜明けを担ったコーア・クリントの弟、ターエ・クリントによって設立されました。

レクリントの歴史は、日本の折り紙にインスピレーションを受けたプリーツシェードの誕生から始まりました。

創業から今日にいたるまで、レクリントは職人の手仕事にこだわり続けています。すべてのプリーツシェードは、デンマークのオーデンセにある工房で、熟練の職人の手によって丁寧に折りあげられています。

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MODEL KP101XLBR

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1944年にコーア・クリントによってデザインされた傑作「101」は、いまなおロングセラーとして世界中の人々に愛され続けています。別名「フルーツランプ」と呼ばれるそのフォルムは、どの角度から見ても美しく、空間を華やかに彩ります。

一枚のプラスチックシートを手作業で折り上げることで作られる、北欧デザインの真髄ともいえる照明です。

その精緻なフォルムは、まるで彫刻作品のような美しさを誇り、見る者を魅了します。灯りを灯すと、シェードの繊細な折り目が織りなす光と影の美しいコントラストが空間を包み込みます。

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LAMELLA 1 シルバー

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「ラメラ」は、キノコの傘の裏側に広がる繊細なプリーツからインスピレーションを得たペンダントライトです。デザイナーはタカギ&ホムスベット。

1枚のプラスチックシートから無数のプリーツを折り上げることで、モダンでありながらどこか懐かしさを感じさせるフォルムを実現しました。シンプルで美しく、軽やかな印象を与えます。灯りを灯すと、プリーツの隙間から木漏れ日のような光が、空間を柔らかく包み込みます。

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MODEL 172G XXL

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1971年にポール・クリスチャンセン(Poul Christiansen)によってデザインされたペンダントライトです。

ショコラティエのお菓子のような可愛らしいシルエットと、石膏彫刻作品を思わせる美しいカーブ。従来のプリーツシェードは直線的なデザインが多かったのに対し、本作は、曲線的なシェードのみで構成されている意欲作です。世界的に人気のあるロングセラーのひとつ。

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artek

アルテックは、アルヴァ・アアルト、アイノ・アアルト、マイレ・グリクセン、ニルス=グスタフ・ハールの4人によって1935年に設立された北欧の家具・照明メーカーです。

「家具を販売するだけではなく、展示会や啓蒙活動によってモダニズム文化を促進すること」を目的とし、アルヴァ・アアルトら創業者のモダニズムの哲学を体現しています。

現代でも多くの公共スペース、学校、美術館、オフィス、レストラン、あらゆるシーンに溶け込んでいます。

A331 BEEHIVE

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アルヴァ・アアルトの照明といえばBEEHIVE。“ハチの巣”の愛称で親しまれる代表作です。 1953年、ユヴァスキュラ大学の建築計画時にデザインされました。

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A330S GOLDDEN BELL

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こちらもアルヴァ・アアルトの有名な作品。ひとつの真鍮から形成された美しい照明で、“ゴールデンベル”と呼ばれ親しまれています。

1936年、ヘルシンキのサヴォイレストランの内装デザインのためにつくられました。経年変化で風合いが増すように、あえて表面加工はしていません。サヴォイレストランでは、現在でもアアルト作品が使われています。

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A110

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A110は、1952年にアルヴァ・アアルトがデザインしたペンダントライトです。金色のリングがアクセントとなり、シンプルながらも品格が漂います。

2つのシリンダーを組み合わせたシンプルな構造は、“アアルトらしさ”を象徴しています。下方へ拡散された光とともに、シリンダーの上部と下部の隙間から上方への光も照射されます。

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AMA500

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「AMA500」は、アルヴァ・アアルトと妻のアイノが1941年に設計したマイレア邸(Villa Mairea)のためにデザインした照明です。

幅の広い開口部を持つスチール製シェードは、ダイニングテーブルやデスク上の一灯として吊るすのに最適なサイズです。

開口部からは豊かな光が降り注ぎ、シェード上部の真鍮リングは、計算された光を反射して美しく輝きます。シェードの内側は白く塗装されており、光を反射し合い明るさを増幅します。さらに、真鍮リングを通過することで、まぶしさを軽減し、柔らかく温かみのある光を実現しています。

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20世紀建築の中でも類を見ない傑作住宅として知られるマイレア邸の図書室では、現在も AMA500 が使われています(写真上)。

A201

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A201は、アルヴァ・アアルトが手掛けた代表的な建築「セイナッツァロの村役場」(Säynätsalo Town Hall)のために1952年にデザインした照明です。

溶接のない成形鋼板からなる彫刻のような美しいフォルムは、アアルト夫妻自身も気に入り、自邸にも3種類のバリエーションを設置していました。

シェードの上部と下部から放たれる光は、空間を優しく照らし出します。直接光と間接光のバランスが絶妙で、明るく落ち着いた雰囲気を作り出します。

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現在でもセイナッツァロの村役場ではA201が使われています(写真上)。

A333 NAURIS

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丸みを帯びた有機的な形が野菜の「カブ」を連想させるペンダントライト。 ランプシェードの上部から天井へ向けて光を逃がす構造は、丸く膨らんだフォルムをより惹きたてます。1950年代にヘルシンキにある国民年金協会の建築のためにデザインされました。

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KORI ペンダント・デューン シェード

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「コリペンダント・デューンシェード」は、独特な籠状の中心部から直接光と間接光を分散させるペンダントライトです。フィンランド語で籠やバスケットを意味する「コリ」という名前は、シリーズに共通する中心部の構造から名付けられました。

傘型のシェードが光を反射し、より広い範囲を優しく照らし出します。大きめのテーブル上を照らす主役として最適です。

複数の多灯使いでも取り入れやすく、インテリアに合わせた魅力的なムード作りに最適です。

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JAKOBSSON LAMP

ヤコブソンランプは、スウェーデンを代表する照明デザイナー、ハンス・アウネ・ヤコブソン(Hans-Agne Jakobsson)によって1954年にデザインされた照明です。

パイン材を通した温かみのある光は、空間を優しく包み込みます。本国では1980年代に生産が終了しましたが、その美しいランプを廃番を惜しんだ日本の照明メーカー「ヤマギワ」が96年にヤコブソン氏に直接再生産を依頼。翌年、見事に復活を果たしました。

現在もシェードの素材は変わらず、北欧から輸入されたパイン材を使用しています。厳しい環境で育った松は成長が遅く、目が詰まって木目も細やか。その美しさを最大限に活かすため、専用の機器でカット、ロールされ、1点ずつ丁寧に釘留めされています。

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北欧の厳しい自然の中で、少しずつ年輪を重ねた目の詰まったパイン材を十分に自然乾燥させ、薄くスライスし組み合わせたヤコブソン・ランプは、スウェーデンを代表する照明デザイナー 、ハンス・アウネ・ヤコブソンによるデザイン。パイン材を通した温かみを感じさせる光は、お部屋を優しく包み込みます。

パイン材に焦げ茶色の塗装を施したダークブラウンカラーモデルは、従来のパイン素材モデルには無い引き締まった表情が魅力。北欧風インテリアはもちろん、コンクリート打ちっ放しの空間や和の空間など、幅広いインテリアにマッチします。

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Fritz Hansen

フリッツ・ハンセンは、1872年にデンマークのコペンハーゲンで創業した、歴史ある家具ブランドです。ハンス・J・ウェグナーのチャイナチェアや、アルネ・ヤコブセンのセブンチェアなど、インテリア史に残る名作家具を世に送り出してきました。

CARAVAGGIO MATT P3

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フリッツ・ハンセンの照明を世界的に認知させたのが、ペンダントライト「カラヴァッジオ」です。デンマーク人デザイナー、セシリエ・マンツによる代表作で、下方向への光とシェード上部から漏れる間接光が、空間を美しく照らし出します。天井を高く感じさせる視覚効果も高く評価され、発売以来ロングセラーとなっています。

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まとめ

札幌市中央区双子山にある「カンディハウス札幌」は、北欧ペンダントライトをはじめとしたデザイナーズ照明を取扱っておりますので、お気軽にご相談ください。

またショールームでは、カンディハウスの製品に限らず、arflexのみならずMolteni&Cなどの海外ブランドも幅広く展示しており、それぞれの生活シーンに合わせた家具をご提案しております。ご来店の際には、実際にご体感いただき、一流の職人が手掛けた家具の魅力をご堪能ください。

ご来店の際には事前のご予約をいただきますと、スムーズなご案内が可能です。

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