フロアライト・フロアスタンド | デザイナーズ照明の名作をシーン別に紹介。
フロアライトは、床面に設置して使用する照明器具です。天井や壁面照明とは異なり、空間全体を柔らかく照らし、落ち着いた雰囲気を演出することができます。
以下に、フロアライトをはじめとする、ご用意に応じてお取り寄せ可能なデザイナーズ照明をご紹介します。ご興味のある方はぜひお問い合わせください。
フロアライトの選び方
フロアライトには、様々な種類があります。フロアライトを選ぶ際には、用途やデザイン、インテリアに合わせて選ぶことが大切です。
- 背の高いアッパーライト:天井を照らし、空間を広く見せる効果があります。
- 背の低いフロアライト:床面を照らし、天井や壁面照明との陰影を演出します。
- 間接照明:反射板やレフランプを用いて、間接的な光を演出します。
- 広範囲照射:光の柱のように部屋全体を照らします。
- タスクライト・読書灯:手元に必要な光を届けることができます。
名作デザインで選ぶフロアライト
ARCO(FLOS)
1962年、アッキーレとピエル・ジャコモのカスティリオーニ兄弟が世に送り出した「ARCO(アルコ)」は、フロス社を代表する近代照明デザインの傑作です。
重厚な大理石ベースから美しいステンレスのポールが華麗なアーチを描くその姿は、まさに「ARCO」の名の通り、力強く優雅なアーチそのもの。
二重のセードは外側を回転させることで光の方向を変えることができ、空間を自在に演出することができます。
電源はコンセントから取れるため、好きな位置に配置することが可能で、スタンドライトとしての機能も持ち合わせています。
PH80(Louis Poulsen)
1974年、ポール・ヘニングセン生誕80周年を記念して発売されたPH 80は、樹脂製のシェードを採用したフロアランプです。
ヘニングセンの製品は通常、「PH」とシェードの直径を表す数字で命名されていますが、PH 80には例外的に「80」が採用されています。これは、生誕80周年という特別な節目を記念したものです。
SNOWDROP(LE KLINT)
デンマークを代表する照明ブランド、レ・クリントのスタンド照明「スノードロップ」は、待雪草のシルエットから着想した曲線美と、プリーツシェードを透した柔らかな光が特徴の美しい照明です。
最大40度可動するステムは、まるで人がお辞儀するように優しく光を届けてくれます。
室内に光の花が咲いているかのような幻想的な佇まいは、奥ゆかしい存在感から幅広いインテリアに調和し、長年愛され続けている人気モデルです。
IC LIGHTS(FLOS)
2016年に発表されて以来、Jasper MorrisonによるGRO-BALLやAchilleCastiglioniのARCOと並ぶFLOS社の代表作となったIC Lightsは、繊細なポール上に絶妙なバランスで配されたガラスシェードが象徴的な照明シリーズです。
コンタクトジャグリングの動きからインスピレーションを得たデザインは、棒と球体というミニマルな要素で構成された普遍的な美しさと、空間に幻想的な雰囲気を醸し出すシンボリックな要素を兼ね備えています。
一般住宅から店舗・ロビーのような公共空間まで、幅広い空間に採用され、高い支持を集め続けています。
Panthella(Louis Poulsen)
1971年に発表されたVP1は、Verner Panton特有の彫刻的でタイムレスなフォルムが魅力的なペンダントライトです。
アクリル製の半球形シェードは、柔らかい拡散光を周囲の空間に優しく広げます。
シェード先端と内部のトランペット形ソケットカバー先端を結ぶ延長線上に電球のフィラメント部分がくるという、パントンの独創的なデザインは、彼と親交のあったポール・ヘニングセンのランプデザインの影響を感じさせます。
VP1は、リビングやダイニング、寝室など、様々な空間に洗練された雰囲気を与えてくれます。
TALIESIN 2(Frank Lloyd Wright)
世界的な建築家、フランク・ロイド・ライトの照明器具を忠実に復刻。TALIESIN 2(タリアセン 2)は、1933年にヒルサイド・ホーム・スクール(1902年)の体育館を劇場に改装した際に設計されたペンダント照明が原型です。
YAMAGIWAは、米国のフランク・ロイド・ライト財団の全面的な協力のもと、現存する図面や現地調査、厳正な試作検査を経て、ライトの作品を現代に甦らせました。
ランプを覆うブロックは、上下方向の光を制御し、さらに遮光板に反射することで、間接光の心地よい明るさを得ることができます。
遮光板は、ブロックの上下どちら方向にも設置が可能です。下側に設置した場合、アッパーライトとして、より上方向へ光が放射されます。
リビングに合うフロアライトを選ぶ
PARLIAMENT(NEMO)
1950年代、ル・コルビュジエはインドのチャンディガール都市計画の中心的建築郡を手掛けました。
その中でも、「チャンディガール議会棟」は、近代建築のバイブルとも呼ばれる、彼の代表作の一つです。
このスタンド照明は、ル・コルビュジエ自身が議会棟のためにデザインしたものです。シェードの角度や高さによって、様々な表情を見せる照明は、空間をドラマティックに演出します。
BAUMN(YAMAGIWA)
細かいランダムプリーツの上品なデザイン。ロングセラーのバウムシリーズは、空間を温かく包み込む優しい光が特徴です。
プリーツ加工の上質な布地は豊かな光の表情を演出し、消灯時でもインテリアにリラックス感のある柔らかな印象を与えます。ニュートラルなデザインで、どんなインテリアスタイルにも馴染みやすい点が、長年にわたる人気の秘密です。
寝室に合うフロアライトを選ぶ
JAKOBSSON LAMP
ヤコブソンランプは、スウェーデンを代表する照明デザイナー、ハンス・アウネ・ヤコブソンによってデザインされた照明です。
厳しい自然環境で育ったパイン材を薄くスライスし、丁寧に組み合わせて作られています。
ゆっくりと年輪を重ねた目の詰まったパイン材は、自然乾燥させることで、美しい木目と温かみのある光を生み出します。
ヤコブソン・ランプから漏れる光は、北欧の自然を感じさせるような、柔らかく優しい光です。
パイン材に焦げ茶色の塗装を施したダークブラウンカラーモデルは、従来のパイン素材モデルとは異なる、落ち着いた表情が魅力です。北欧風インテリアはもちろん、コンクリート打ちっ放しの空間や和の空間など、幅広いインテリアにマッチします。
SPUN LIGHT F(FLOS)
スプーンライトの魅力は、その飾り気のないシンプルなデザインにあります。このスタイルを実現するためには、職人の高度な技術が欠かせません。卓越した加工技術によって生み出された流麗なラインが、モダンでありながらも品格に満ちた雰囲気を演出しています。
BEAT FLOOR(TOM DIXON)
2002年に設立されたTom Dixonは、欧州を代表するプロダクトデザイナーであるトム・ディクソン氏によって立ち上げられた、革新的な製品で知られる英国のインテリア・ブランドです。照明、家具、フレグランスなど幅広い分野で独創的なデザインと機能性を追求し、世界中のインテリア愛好家を魅了しています。
BEATライトは、インドの伝統技術とモダンなデザインが融合した、芸術作品のような照明です。真鍮板をハンマーで叩くことで生まれるビートは、一つとして同じ模様はなく、照明を灯すと、壁や天井に様々な影を映し出します。
まとめ
札幌市中央区双子山にある「カンディハウス札幌」は、フロアライトをはじめとしたデザイナーズ照明を取扱っておりますので、お気軽にご相談ください。
またショールームでは、カンディハウスの製品に限らず、arflexのみならずMolteni&Cなどの海外ブランドも幅広く展示しており、それぞれの生活シーンに合わせた家具をご提案しております。ご来店の際には、実際にご体感いただき、一流の職人が手掛けた家具の魅力をご堪能ください。
ご来店の際には事前のご予約をいただきますと、スムーズなご案内が可能です。
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