ルイスポールセンの魅力 | 北欧デザインにルーツを持つ老舗照明メーカー。“光の巨匠”ポール・ヘニングセンが遺したものとは。

デザイナーズ照明の歴史は、ある側面では「北欧デザインから始まった」といえるかもしれません。今回ご紹介するLouis Poulsen（以下：ルイスポールセン）は、デンマークの老舗照明メーカーです。数々の歴史的名作を生み出し、多くのデザイナーに影響を与えてきました。

この記事では、特徴や歴史について触れつつ、ルイスポールセンのロングセラーを生み出してきたデザイナーや、代表作をご紹介します。

「カンディハウス札幌」でも、「Louis Poulsen（ルイスポールセン）」「LE KLINT（レクリント）」「FLOS（フロス）」をはじめとする、ご用意に応じてお取り寄せ可能なデザイナーズ照明を取り扱っておりますので、ご興味のある方はぜひお問い合わせください。

ルイスポールセンとは

ルイスポールセンは1874年に設立されたデンマークの老舗照明メーカーです。“近代照明の父”ことポール・ヘニングセンは長年にわたりルイスポールセンと共同製作を行い、「PH5」などの世界的傑作を生み出しました。

ルイスポールセンは「形態は機能に従う」という機能主義哲学のもと、次々と先駆的なデザインを生み出し、北欧デザイナーズ照明の歴史を担いました。アルネ・ヤコブセンの「AJ フロア」も有名です。今日においても、数々の著名なデザイナーたちと共に、普遍的かつ高品質なプロダクトを世に送り続けています。

ルイスポールセンは、照明は機能とデザインによって空間に調和するもの、と伝統的に考えてきました。「光は材料」と捉えるその姿勢は、“光の巨匠”とも称えられたポール・ヘニングセンの機能主義哲学にルーツを見出すことができます。

事実、ポール・ヘニングセンの傑作「PH」シリーズに見られるアイコニックな「3枚シェード」は、空間と調和する光を生み出すための数学的原理に裏打ちされたものでした。

ルイスポールセンの代表的な照明をいくつかご紹介します。

1927年の「PH」をベースに、ペールローズの吹きガラス（イタリア製）と真鍮を組み合わせて、ヴィンテージの趣をプラス。使い込むほどに風合いが増します。

ルイスポールセンのアイコニックなペンダント照明のひとつ。ポール・ヘニングセンが1958年に、コペンハーゲンのレストランのためにデザインしました。全72枚の美しい羽は、すべて手作業によって取り付けられています。ハンドメイドならではの仕上がり感を楽しめます。

数ある「PH」シリーズのなかでも、「PH80」はポール・ヘニングセンの生誕80周年を記念してつくられた特別なフロアスタンド照明です。ヘニングセンの原点である「3枚シェード」が再現されており、グレアフリーの柔らかな照明が空間を包みます。

ポール・ヘニングセンと並び、偉大な北欧デザイナーとして知られるアルネ・ヤコブセン。1957年に手がけた「AJランプ」は、コペンハーゲンのホテルのためにデザインされた照明です。直線と斜角のみで構成されたスタイリッシュなシルエットは、いまではアルネ・ヤコブセンのアイコニックな作品として愛されています。

ミッドセンチュリーデザインを牽引したヴァーナー・パントン（デンマーク）が1971年に手がけたロングセラー照明です。その人気ゆえに、これまで数多くのカラーバリエーションが登場しています。シェードとベースの双方に光を反射するリフレクター機能が実装され、独特で柔らかな光を放ちます。

札幌市中央区双子山にある「カンディハウス札幌」は、「Louis Poulsen（ルイスポールセン）」の他にも、「LE KLINT（レクリント）」「FLOS（フロス）」をはじめとしたデザイナーズ照明のお取り扱いがございますので、お気軽にご相談ください。

ショールームでは、カンディハウスの製品に限らず、arflexのみならずMolteni&Cなどの海外ブランドも幅広く展示しており、それぞれの生活シーンに合わせた家具をご提案しております。ご来店の際には、実際にご体感いただき、一流の職人が手掛けた家具の魅力をご堪能ください。

またカンディハウスでは家具のオーダー／セミオーダーのご相談もお受けしております。お気軽にご相談くださいませ。

ご来店の際には事前のご予約をいただきますと、スムーズなご案内が可能です。

大切な人とご自宅でゆっくり家具を探したい方

その他ご質問・お問合せをされたい方